嫌われる民族(その3)
投稿者: fcddh598 投稿日時: 2011/08/14 14:48 投稿番号: [1719 / 1971]
名実共に世界が認める超大国である米国は、その経済力や軍事力に物を言わせ、大国の正義の名の下、世界各地で武力を行使してきた。
『原爆投下』
太平洋戦争を早期終結させるという大義名分で、一般市民を巻き添えにした広島・長崎に対する原爆投下は、今でも米国内では正当視されている。
無差別殺戮・人体実験とも言われた原爆投下であるが、軍部も一般市民も太平洋戦争を引き起こしたと言う負い目で一億総懺悔になったのか、戦後から今に至るまで国内外で抗議の声が上がらなかったのは不思議としか言いようが無い。
『ベトナム戦争』
第2次大戦後に移ると、東西冷戦の最中、共産勢力に過敏であった米国は、北ベトナムの南に対する進行を食止めるためベトナム戦争を引き起こした。この戦争では米軍の戦死者でさえ数万名であったが、北ベトナム兵やベトコン・民間人の犠牲者は米兵戦死者の10倍は下らぬであろう。米国内ではベトナム戦争反対の反戦運動が盛り上がったが、十数年経った1975年、北ベトナム軍や解放戦線の総攻撃で南ベトナムの首都サイゴンが陥落しサイゴン政権と米軍は敗退した。
おびただしい犠牲者もさることながら、ベトナム全土に大量に散布された枯葉剤による奇形児出産の多発など、今も戦禍を引きずっている。
ベトナム戦争終結後、南北ベトナムは北ベトナムの政権下に置かれ、社会主義国家として独立。中国式の改革開放経済で復興を遂げ、敵国であった米国と国交まで結び急速な経済成長の最中でもあるが、いったい何のための戦争だったのか米国は自問自答している。
『中東戦争』
多民族国家の米国では経済実権の要をユダヤ人が握っている。従って政治に対する影響力も大きく、対外政策、特に中東紛争の当事国であるイスラエルに軍事協力したり、イスラエル寄りの政策をとることが多い。従って、周辺イスラム諸国から米国はイスラエルと同等に敵視されている。9.11同時多発テロはその最たる現われでもある。
『イラク戦争』
大量破壊兵器を所持していると思い込んだ米国は、イラク、フセイン政権に対して戦線布告、あっけなく勝利宣言したものの、イラク国内を荒らされた住民の米軍に対する恨み(自爆テロ)に対する米軍の報復などで泥沼化した。
イラクをトルコのような穏健イスラム国家にしたいという米国の目論みは戦後の日本のように一筋縄ではいかなかった。
イラク戦争も、いったい何のための戦争だったのか米国は自問自答している。
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