「石州瓦」で統一された集落は美しい
投稿者: fcddh598 投稿日時: 2010/09/05 11:21 投稿番号: [1552 / 1971]
「石州瓦」
最近、日本の民家の屋根瓦は陶器のグレー色の物が大半となり、宅地集落を遠方から視ると、灰色の屋根で統一された街並みの如くである。落ち着いた趣向と重厚感が好まれるのか、グレー色の屋根瓦を採用する民家が増えたことに気付く。また、戦後の復興期に多く採用されたモルタル瓦は醜悪だ。塗装手入れを放置するとマバラ状に黒ずみ、劣化が進む。
一方、山陰地方を旅行すると民家の屋根の大半が焼物の明るい茶色の瓦で葺かれているのに気付く。瓦は「石州瓦」という山陰地方特産の焼物瓦で、光沢があり劣化しない。集落の殆どの屋根が、この「石州瓦」で葺かれているから全体が明るい印象を受け、美しい。
民家の構造や色・高さ等を統一規制するヨーロッパの街とまではいかなくても、屋根瓦の色や種別程度を規制するのは容易であったろうに、日本の民家集落の屋根は一概に暗く陰鬱な感じさえする。
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