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「水中での行動もほとんど分かっておらず」

投稿者: r13812 投稿日時: 2012/07/27 10:27 投稿番号: [58558 / 62227]
マッコウクジラ   追跡作戦   羅臼沖
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001207260003

2012年07月26日


天野教授(右)が手にする棒の先にスタッフ(左)が持つ記録装置を付け、クジラの胴体に取り付ける=羅臼港
http://mytown.asahi.com/hokkaido/k_img_render.php?k_id=01000001207260003&o_id=44685&type=kiji

■羅臼沖で長崎大チーム
■記録装置、胴体取り付けに苦戦


  知床半島・羅臼町の沖合で、6年前からマッコウクジラの生態調査を続けている長崎大の研究チームが今夏、クジラの遊泳コースなどの調査に初めて乗り出している。ただ、記録装置をクジラに取り付ける作業に苦戦。1週間たってもデータを得られずにいる。


  羅臼沖は沿岸の近くから水深が深く、オスのマッコウクジラが多数生息し、観察しやすい海域になっている。長崎大水産学部の天野雅男教授のチームはこれまで陸や船の上から目視で調査してきたが、今夏は長さ20センチほどの円筒形の計測・記録装置をクジラに取り付け、遊泳コースや速度、加速度、水深、水温、体の向きなどを計測する計画だ。


  吸盤付きの装置を長さ15メートルのカーボン製の棒の先に付け、船をクジラと並行するように走らせながら胴体に吸着させる。1日ほどで自然にはずれ、海面に浮かぶ。全地球測位システム(GPS)付きのため、この情報を元に回収してデータを分析する段取りだ。


  調査は29日までを予定しており、18日から吸着させる作業を開始。だが、連日10時間近く作業しているにもかかわらず、クジラが見つからなかったり、うまく着かなかったりして25日まで成功していない。


  天野教授によると、マッコウクジラはオスが、メスと子どもとは別に行動し、メスと子どもは小笠原諸島近海などにいる。羅臼沖に生息する天敵のシャチの存在などが関係しているとみられるが、はっきりと分かっていないという。天野教授は「水中での行動もほとんど分かっておらず、ぜひ記録が取れるようにしたい」と話している。


(六分一真史)
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