かつてイルカ漁/フィリピン・ネグロス島
投稿者: r13812 投稿日時: 2011/07/11 16:54 投稿番号: [54923 / 62227]
船を先導するイルカ
フィリピン・バイス
http://www.asahi.com/international/weekly-asia/TKY201107040340.html2011年7月11日
人なつこいイルカの群れがクルーズ船のすぐそばを泳ぐ=フィリピン中部タニョン海峡、四倉写す
http://www.asahi.com/international/weekly-asia/images/TKY201107040333.jpg
「ほら、群れが見えてきました!」。ガイドの女性が指さす先に灰色の背びれが浮き沈みしている。と思う間に、船は数十頭のハシナガイルカのただ中へ。5、6頭は乗客が海中を見下ろす船のへさきで、先導するように泳ぐ。1頭が水上にジャンプして空中で体を回転させると、船上は拍手と歓声に包まれた。
船の周りを泳ぐイルカの潮吹きの水が顔にかかる。手を伸ばせばイルカに届きそうだ。だが、ガイドに「一緒に泳いだり触ったり、エサをやったりしてはだめ」と言われた。
フィリピン・ネグロス島東岸のバイス市。かつてはイルカ漁が行われていた。市場へ行けばイルカの肉が1キロ60ペソ(約113円)で売られていた。だが漁への批判や環境保護への関心の高まりから1995年に条例でイルカ漁を禁じた。同時に、地元の人が薪(まき)にしていた沿岸のマングローブの伐採も禁止した。
保護された456ヘクタールのマングローブ林はイルカのエサとなる小魚にすみかを与えた。フィリピン大のレム・アラグネス教授によると、97年に約600頭だったイルカは、いまは800〜1千頭に増えた。
ネグロス島とセブ島の間のタニョン海峡には、6種類のイルカと5種類のクジラが生息する。保護とともに始まったイルカ見物のクルーズは、年間1万2千人の観光客を呼ぶほどの人気だ。今回はハシナガイルカしか見られなかったが、運が良ければクジラにも会える。
クルーズ船の船長シリロ・マントゥアさん(39)は「うまいイルカの肉が食べられなくなったのは残念だけれど、いまは稼がせてくれる仲間だからね」。(四倉幹木)
これは メッセージ 54720 (r13812 さん)への返信です.
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