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Re: プーチン首相の鯨バイオプシー採集

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/03/06 15:00 投稿番号: [52737 / 62227]
>aplzsiaさんは海面近くの方が常に風が弱くなると思ってるようですが、
>波(うねり)の位置によって波の影(風裏)になる場合は弱くなりますが
>波の表側になると逆に強くなる事もあるんですよ。

丁寧にご説明ありがとうございました。
にもかかわらず、残念ながら説得されるには至っていません。

私のほうからあなたを説得するというというのも不可能かと思われますが、
そもそも文脈からして私にはあなたを説得する必要がないのです。

そもそもの問題は、日本が鯨類管理のためのデータ収集に熱心だということに
なっていて、そのために多額の税金を投入しているにもかかわらず、
テレメトリー(遠隔情報収集、発信装置)やバイオプシー(細胞採取)など
ここ10年で急速に進歩している技術がほとんど利用されていない、他の
IWC加盟国に比べて成功例が極端に少ないということなのです。

命中率が低いわけではないというのなら、そもそも試行数が少ないのですね。
別にどっちでもよいのです。要するにやる気が無いのか、能力が無いのか、
その双方の複合だということでしょう。

調査捕鯨でサンプルが十分採れるから新技術は不要という口実は通用しないです。

他の商業捕鯨国、原住民生存捕鯨国(たとえばロシア・チュクチ族ののコク
クジラ)でも、クジラの生体まるごと捕ってますが、系群の境界、回遊経過、
系群の脆弱性を精度良く評価するにはテレメトリーやバイオプシーという
情報収集法を必要とするのです。

だからプーチン首相がみずからサハリンの油田/ガス田海域でコククジラの
細胞をボウガンダーツで採って見せたのですね。
テレメトリーのほうも、元スパイのプーチンが好みそうなテクニックです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/sci/tech/7647325.stm

ここでプーチンが捕鯨問題に関心を持ってしまったというのが、日本にとって
決定的にまずいのだね。

レニングラード大学法学部出身のプーチンの卒論は国際法だったですね。
スパイ実務と政務を経験して後、1997年には地域天然資源開発に関する
論文で博士号をとっています。この論文には米国の政治経済学者の著書
からの剽窃部分があると指摘されてますが、いずれにしても捕鯨をめぐる
国際法、国際政治経済関係についてはもともと素養のある人物なのだな。
(シーシェパードが海賊だとか、テロリストだとか、そんな幼稚なことは
言わないです。旧ソ連時代にはハワイ近海でソ連捕鯨船と、グリーンピース
時代のワトソンとの衝突があったのだけれどね。)

こういう人物が、サハリンで鯨類調査を実際にやっている科学者たちから
レクチャーを受け、あらためて日本の捕鯨外交やマグロ外交を見ると
どう見えるか、というのが「プーチン首相の鯨バイオプシー採集」という
私の一連の投稿の本筋なのです。

水産庁が民間水産会社から手に入れた商業捕鯨船団を温存し、天下り団体を
維持するために調査捕鯨を続けているというぐらいなら、民営化した旧国営
企業やエネルギー産業を旧ソ連諜報機関員に経営させて政権周辺に潤沢な資金
と厚い人脈を作っているプーチンにとってはごく自然なことでしょう。

外務省まで水産庁の言いなりになって、自分たちでは本当の内容がまったく
理解できていない捕鯨、水産外交政策にのめりこんでいる、というあたりが
プーチンから見ると日本政府=官僚機構の決定的な弱体化に見えるのでしょうね。

しょうもないお雇い外人の登用とか、対捕鯨賛成国への水産無償ODA一部
裏金化とか、やりかたが幼稚過ぎ。

小和田恆さんや孫崎享さんが外務省現役の頃だったら、尖閣問題を見て速攻で
北方領土に揺さぶりをかけてくるなんてことはしなかったでしょう。
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