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Re: プーチン首相の鯨バイオプシー採集

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/02/07 01:08 投稿番号: [51684 / 62227]
>>日本みたいに捕鯨船の上から
>>やるよりはるかに命中率がいいらしいです。
>どうでもいいけど、両者を比較したデータでもあるんでしょうか?

SC-61-Rep1.pdfというIWCの公式文書から論理的必然として導き出せる
結論です(24-26ページ)。

比較的軽いボウガンの矢が風力の影響でそれやすいということなのですが、
捕鯨船甲板の高い位置から狙うほうが、低い位置のゴムボートより、
同じ距離でもより多くの風力の影響を受けるのは当然ですね。

ゴムボートのほうが、捕鯨船より鯨の近くまで静かに高速で寄れるという
メリットもあります。

「どうでもいいけど」とおっしゃってますが、ロシアは水産に関する国際規制を
嫌う傾向が欧州、豪、NZよりはるかに強いですね。

そういう意味で、国際会議では乱獲を好む日本、中国、台湾、アフリカン
イスラム諸国に近い立場をとることが多いようです。
去年3月のドーハCITES会議での投票行動がその例です(大西洋クロマグロ、
サメ類、宝石サンゴ等)。

にもかかわらず、日本の「調査捕鯨」の無意味さと、ロシア科学の「優秀さ」
を誇示するようなプーチン首相のパフォーマンスが、選挙運動の一環として
米国のネオコン政治雑誌でも語られるようになるというのは、もう「調査捕鯨」
の末期症状でしょう。

米国ネオコンというのは、いわゆるジャパンハンドラーズというのと重なっていて、
慰安婦問題や拉致問題、捕鯨問題等、マイナーな課題ではジャパンナショナリスト
たちをある程度遊ばせておき、もっと巨額の資金が動くところで米国利益を
完璧に通すという戦術をとってますね。

ロシアはソ連時代から、日ソ漁業交渉というのをかなり重要な日ロ間のテーマ
と設定しているので、これぐらいの政治的な読みは当然やってるでしょう。

あともう一つ、ロシアの鯨類学者の発言が元記事で写真キャプションに
出てましたけど、何年か前にIWC科学委員会で日本の大隈清治博士が
ロシアの鯨類学者をひどく侮辱したという事件があったので、彼らが
日本の「鯨類学」に不信と反感を持っていても当然だと思います。
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