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不条理

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/01/15 23:31 投稿番号: [51196 / 62227]
>反捕鯨抗議活動なんて、してもしなくても変わらないもののために
>安く食いたい消費者が迷惑被るなんて不条理極まりない。

先進国のやや教育水準の高い層の観察だと、イルカの飼育にしても、
大型ヒゲクジラ類の捕獲にしても、日本が「科学的研究」を口実にして
特殊利益の擁護を偽装しているというところが苛立ちの大きな要因に
なっているようですね。(これはほんとうは日本国内の学術の世界にとっても
由々しき問題なのだけれどね。)

「クジラがカワイソー」だとか、「イルカは知能が高いから...」
というふうな言い方は、もはや先進国の「反捕鯨抗議活動」のコアには
なっていないようです。

まず第一に、野生動植物を勝手に獲って商売にするというのは、これだけ
技術、経済水準の高度化した現在、もはや持続可能なやりかたではないだろう
というのが欧米マスコミを含めて、やや知的水準の高い国際世論の認識だと
思います。

ちょっと前までは、魚を捕るのだって野生生物の商業利用なのだから
問題ないはずだ、という理屈が通っていたのですが、もうそうはゆかなく
なってますね。

繁殖力の高い魚はまだ商業利用は可能だけれど、クロマグロのような
繁殖率の低い魚は人為的攻撃に脆弱だということがはっきりしてきたのが
ここ数年の流れです。

クロマグロと比べたら、イルカやシャチ、大型ヒゲクジラ類ははるかに
脆弱ですからね、もういいかげん完全にあきらめたほうがよい、というのが
先進国の一般世論になるというのは自然の流れかと思います。

民主党の岡田さんは、オーストラリアではカンガルーを捕ってるじゃないか
というディベートポイントを豪州ジャーナリストから教わったそうですが、
オーストラリアで現在生き残っている大型カンガルー類はそれほど脆弱じゃないです。
20年ほど前の大旱魃で頭数が半分以下に減ったそうですが、5年で完全に
回復しています。

クジラやイルカではそうはゆかないです。
種類によっては5−6年に一度しか子供を産まないというのもかなりいるわけで。
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