ホッキョククジラ、におい識別
投稿者: r13812 投稿日時: 2010/10/28 11:34 投稿番号: [48958 / 62227]
伝説通り?ホッキョククジラ、におい識別
京大など発見
http://www.asahi.com/science/update/1026/OSK201010260043.html2010年10月28日10時6分
海にすむクジラ類は、においがわからないと考えられていた。ところがホッキョククジラは嗅覚(きゅうかく)に必要な器官をもち、においをかぎわけていることを京都大の岸田拓士研究員が、米グループと共同で突き止めた。なぞに包まれたクジラの生態解明につながりそうだ。
マッコウクジラなど歯があるハクジラ類は、においの識別に必要な「嗅球」と呼ばれる脳の構造がなく、嗅覚はないとされる。ヒゲをもつヒゲクジラ類には小さい嗅球があるが、痕跡のようなもので、働いてないとみられてきた。
グループは、ヒゲクジラの仲間で、北極海にすむホッキョククジラに注目。捕鯨が認められているアラスカ先住民の協力を得て、頭部を解剖して調べた。鼻の奥でにおい物質を受け止める場所から神経細胞が延びて、嗅球につながっていることがわかった。嗅球は、痕跡ではなく、機能していると推定された。
ホッキョククジラは、においの識別に必要な遺伝子を多数もつことも確かめた。中には働かなくなっているものもあるが、半分程度は働いていると考えられた。
「ホッキョククジラは、えさのオキアミのにおいをかいでいるという先住民の伝説がある。呼吸するとき、においを識別しているのだろう」と岸田さんは話している。
(瀬川茂子)
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