Re: マスコミが報じないこと
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/10/10 12:29 投稿番号: [48408 / 62227]
>いいえ。各区域で捕獲枠を定めてランダムサンプリングする以上、
>「非常に偏る」なんてのは考えすぎですね。
実際にIWC科学委員会のレポートで日本の調査捕鯨の海域を見ると、非常に
限られた海域で偏って行われていることがわかります。
>仙台湾、三陸沿岸、釧路周辺では、Oストックとして捕獲しても大丈夫と
>思われる数と、同等のJストックが存在する。そういう事になりますね。
仙台湾内だともうほとんどJストックあるいは日本沿岸回遊系群です。
三陸でも釧路でも岸に近いところの未成ミンククジラは、韓国、日本沿岸の
定置網混獲で、毎年200頭前後捕られている小集団に属しているので、
現状の調査捕鯨ですでにRMP(改訂管理方式)が算出する商業捕獲枠を
越えている可能性が非常に高いと言われています(マリンポリシー誌2007年
クラッパム他論文)。
沖合へ遠出するとなると大型の冷凍母船が必要になるのですが、そうなると
採算性考慮でどうしてもイワシクジラ、ニタリクジラ、ナガスクジラ、ザトウ
クジラなどの大型のヒゲクジラ類も捕りたくなります。
ところが、母船式捕鯨ではイワシクジラ、ニタリクジラ、ナガスクジラ、
ザトウクジラを捕ることは国際捕鯨取締条約附表で禁じられています。
純民間の小型捕鯨船では沿岸の枯渇系群を痛めつける可能性が高く、
沖合の母船式船団では採算性、効率性に難があるということです。
要するにシカ狩りや猪狩りと違って、クジラの狩猟というのはそもそも
近代産業では無理が大きすぎた、だから崩壊したというふうに理解したほうが
わかりやすいのだと思います。
これは メッセージ 48404 (t57sss862 さん)への返信です.
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