順番待ち(大繁盛)のようです/2004年
投稿者: r13812 投稿日時: 2010/07/23 07:32 投稿番号: [46295 / 62227]
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552019607&tid=ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n&sid=552019607&mid=64
今回の特集は、働き手が突然、半分以下に減ってしまったある職場です。
残された者はそれでも健気に職務を全うしています。
…というと、人間の話のようなんですが、きょうの主役は働きすぎが心配されている、水族館のイルカなんです。
家族連れで賑わう休日の神戸・須磨海浜水族園。
中でも人気を集めているのが、イルカショーです。
イルカたちは、飼育員との息もピッタリに、難しい演技を次々と決めていきます。
しかし、よく見ると何かがちょっと変です。
<お客さん>
「前よりジャンプの回数がが少なくなったのでは」
「5頭くらいいたのが2頭になって、何でかなぁと思ってたんですよ」
そう、イルカショーといえば、何頭ものイルカが繰り広げるダイナミックな演技が一番の見せ場。
ですが、須磨水族園では、イルカは2頭だけ、しかも同じ2頭がずっと出ずっぱりなのです。
子供たちに大人気のイルカショー。
しかし、彼らは大変ハードな勤務体制なんです。
もともとは、須磨水族園にも6頭のイルカがいました。
ところが今年春、2頭が相次いで死んでしまったのです。
さらに、残る4頭のうち2頭が、腎臓を悪くして、療養生活を送っています。
つまり、残ったオスの「スマイル」(4歳)と、メスの「F1(エフワン)」(19歳)の2頭が、休日は1日6回、平日でも1日4回の舞台に出ずっぱりを余儀なくされているのです。
<お客さん>
「大変ですね。仕事が増えて」
(Q.職場で、6人の部署が2人になったら?)
「もうもうもう大変ですよ! 無理! イルカのその元気が欲しいですね」
飼育員にとっては、より深刻です。
<Aチーフトレーナー>
「このイルカが体調崩してしまうと代わりのチームはいない。ショーができなくなる。職員は危機感を感じている」
水族園を運営する神戸市は「新しいイルカに来てもらうしかない」と、2,700万円の補正予算を計上して、和歌山県の太地漁協に、イルカの購入を申し入れました。
ところが…
<太地漁協・Bさん>
「今年の可能性は低い。(須磨は)来年の順番と思ってもらった方がいいですね」
この漁協では、食用にイルカの追い込み漁を行っていますが、このうち生け捕りできたものを水族館に売っています。
しかし、水族館での飼育に適したサイズで生け捕りできるのは、100頭のうちわずか5頭程度で、北海道から沖縄まで全国の水族館から殺到する購入の申し込みに、対応し切れないのです。
ちなみに現在の順番待ちは、70頭です。
(Q.何とか須磨の分、早くなりませんかね?)
<太地漁協・Bさん>
「須磨さんだけではないので…。こればっかりは…。急がれる気持ちはわかりますが」
こうなると、当分の間、「F1」と「スマイル」に頑張ってもらうしか手立てはありません。
さらに、人懐っこいイルカゆえの難しさもあります。
オスの「B1(ビーワン)」と「C2(シーツー)」は、ショーを休んで療養中です。
体温チェックなど、毎日、獣医の診察を受けています。
でも、取材スタッフに愛嬌をふりまくなど、療養中にしては元気なようですが…
<獣医>
「腎臓が弱っている。楽しんで張り切っているのはいいんだけど、あまり動きすぎると、体内のナトリウムやカリウムのバランスが崩れてしまう。そうなると段々食欲が落ちてくる」
サービス精神旺盛なイルカは、ついつい頑張りすぎてしまうというのです。
結局のところ、イルカにとってショーとは重荷なんでしょうか。
イルカ研究の第一人者、東海大学海洋学部の村山司助教授に聞いてみました。
「イルカの生態に関する詳しい研究はなくて、ショーがハードなことなのか刺激的で楽しいことなのか、科学的根拠がないんです。イルカに聞いてみないとわからないですね」
いずれにせよ、「F1」も「スマイル」も、一日も早く仲間がやって来ることを望んでいるはず。
須磨水族園は来月から、他の施設のイルカをレンタルして、急場を凌ぐんだそうです。
( 2004/09/30 )
今回の特集は、働き手が突然、半分以下に減ってしまったある職場です。
残された者はそれでも健気に職務を全うしています。
…というと、人間の話のようなんですが、きょうの主役は働きすぎが心配されている、水族館のイルカなんです。
家族連れで賑わう休日の神戸・須磨海浜水族園。
中でも人気を集めているのが、イルカショーです。
イルカたちは、飼育員との息もピッタリに、難しい演技を次々と決めていきます。
しかし、よく見ると何かがちょっと変です。
<お客さん>
「前よりジャンプの回数がが少なくなったのでは」
「5頭くらいいたのが2頭になって、何でかなぁと思ってたんですよ」
そう、イルカショーといえば、何頭ものイルカが繰り広げるダイナミックな演技が一番の見せ場。
ですが、須磨水族園では、イルカは2頭だけ、しかも同じ2頭がずっと出ずっぱりなのです。
子供たちに大人気のイルカショー。
しかし、彼らは大変ハードな勤務体制なんです。
もともとは、須磨水族園にも6頭のイルカがいました。
ところが今年春、2頭が相次いで死んでしまったのです。
さらに、残る4頭のうち2頭が、腎臓を悪くして、療養生活を送っています。
つまり、残ったオスの「スマイル」(4歳)と、メスの「F1(エフワン)」(19歳)の2頭が、休日は1日6回、平日でも1日4回の舞台に出ずっぱりを余儀なくされているのです。
<お客さん>
「大変ですね。仕事が増えて」
(Q.職場で、6人の部署が2人になったら?)
「もうもうもう大変ですよ! 無理! イルカのその元気が欲しいですね」
飼育員にとっては、より深刻です。
<Aチーフトレーナー>
「このイルカが体調崩してしまうと代わりのチームはいない。ショーができなくなる。職員は危機感を感じている」
水族園を運営する神戸市は「新しいイルカに来てもらうしかない」と、2,700万円の補正予算を計上して、和歌山県の太地漁協に、イルカの購入を申し入れました。
ところが…
<太地漁協・Bさん>
「今年の可能性は低い。(須磨は)来年の順番と思ってもらった方がいいですね」
この漁協では、食用にイルカの追い込み漁を行っていますが、このうち生け捕りできたものを水族館に売っています。
しかし、水族館での飼育に適したサイズで生け捕りできるのは、100頭のうちわずか5頭程度で、北海道から沖縄まで全国の水族館から殺到する購入の申し込みに、対応し切れないのです。
ちなみに現在の順番待ちは、70頭です。
(Q.何とか須磨の分、早くなりませんかね?)
<太地漁協・Bさん>
「須磨さんだけではないので…。こればっかりは…。急がれる気持ちはわかりますが」
こうなると、当分の間、「F1」と「スマイル」に頑張ってもらうしか手立てはありません。
さらに、人懐っこいイルカゆえの難しさもあります。
オスの「B1(ビーワン)」と「C2(シーツー)」は、ショーを休んで療養中です。
体温チェックなど、毎日、獣医の診察を受けています。
でも、取材スタッフに愛嬌をふりまくなど、療養中にしては元気なようですが…
<獣医>
「腎臓が弱っている。楽しんで張り切っているのはいいんだけど、あまり動きすぎると、体内のナトリウムやカリウムのバランスが崩れてしまう。そうなると段々食欲が落ちてくる」
サービス精神旺盛なイルカは、ついつい頑張りすぎてしまうというのです。
結局のところ、イルカにとってショーとは重荷なんでしょうか。
イルカ研究の第一人者、東海大学海洋学部の村山司助教授に聞いてみました。
「イルカの生態に関する詳しい研究はなくて、ショーがハードなことなのか刺激的で楽しいことなのか、科学的根拠がないんです。イルカに聞いてみないとわからないですね」
いずれにせよ、「F1」も「スマイル」も、一日も早く仲間がやって来ることを望んでいるはず。
須磨水族園は来月から、他の施設のイルカをレンタルして、急場を凌ぐんだそうです。
( 2004/09/30 )
これは メッセージ 46283 (r13812 さん)への返信です.
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