さあ!諸君!捕鯨問題だ!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

ソロモン諸島20ドル―>140,000ドル

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/07/22 22:31 投稿番号: [46287 / 62227]
餌付け、調教済みのミナミハンドウイルカ輸出価格がソロモン諸島だと
140,000米ドルで、輸出税を引いた業者手取りが約100,000米ドルというのが
各種の文書に出てくる数字です。

輸出をはじめる以前、カナダで調教師をしていたクリス・ポーター氏が
8年前にはじめてソロモン諸島に行って現地の相場を確認した時には
1頭20米ドル相当だったとのこと。

輸出した場合、政府が25%の輸出税を徴収できるので、ソロモン政府
としても魅力的な収入源には違いないな。

7年ほど前から2008年までは、ソロモンから無規制規制でミナミハンドウ
イルカを各国へ輸出していたのだね。

国によっては米国のように野生捕獲イルカの輸入を禁止しているところも
あるから、いったんフィリピンへ輸出して、そこから再度シンガポールへ
輸出し、てなことやってると、もはや野生イルカではないということに
なって、米国のイルカ曲芸興行最大手、SeaWorld社でも輸入できることに
なるらしい。これ、今年2月のCNNでSeaWorldの担当者が突っ込まれてましたね。

2009年のIWC科学委員会、小型鯨類小委員会の報告にもあったように、
系群(ストック)の分布範囲や推定頭数も評価しないで無制限に
ハンドウイルカを輸出するというソロモン諸島のやり方がCITESや
IUCNで問題になり出したのが2008年。

これは当然ですね。
鯨、イルカ類はCITES/ワシントン条約で、附属書I(商業的輸出入全面禁止)に
入っていなければ全部附属書IIに入っています。従って国際取引には
輸出国の許可が必要です。

国家が輸出許可を出す以上、これは適切な資源評価にもとづいて
許可を出しているということが前提になってるわけで、この前提に
疑いがある場合にはIUCNの審議や評価、CITESの助言、勧告が出されて
当然という認識になるのが普通です。日本以外の国々の国際法解釈では
普通、という意味ですが。

それでソロモン諸島は2009年にようやく、輸出許可枠100頭という
制限を設けました。けれどもこの数値が信頼に足る資源評価から出てきた
ものではないということで、2009年4月20−24日のCITES動物委員会
第24回会合で10頭にすべきという推奨/勧告が出ます。

別にこれは反商業主義とか、人種差別というわけではなく、アセスメント
をきちんとやらずに野生生物を採取してはいけないというのは、現代の
世界共通スタンダードですね。

ソロモン諸島で8年前にミナミハンドウイルカの生け捕り、調教、輸出を
はじめた業界の草分け、クリス・ポーターもこの捕獲枠削減を歓迎しています。
http://www.solomontimes.com/news.aspx?nwid=3930
’Mr Porter says that by reducing the number of dolphins for export helps to not only
conserve the species, but to increase the value of the dolphins in Solomon Islands.’

こういう外からの規制に、国内で反発する人たちが出てくるというのは
何処も同じで、ソロモン海産輸出有限会社のロバート・サトゥ氏は
「ハンドウイルカの輸出はわれわれの生活であり、われわれが金を稼ぐ
唯一の方法だ...イルカを捕るのはわれわれの文化だ」と早速反論
してます。http://www.solomontimes.com/news.aspx?nwid=3770

資源環境管理論を無視した既得権擁護に文化を持ち出すのは何処も同じか...
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)