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隔してなかったのに隠さざるを得なくなった

投稿者: toripan1111 投稿日時: 2010/07/07 01:01 投稿番号: [45498 / 62227]
また、この映画が描いてない(この映画の出来事の直前に起きた)重要な事実がある。シー・シェパードが2003年11月に太地町に破壊活動家を送り込み、漁師の網を切り裂き、15頭ものイルカを逃がした刑事事件である。
「ザ・コーヴ」によれば、イルカは一頭最大15万ドルで売れるそうだから、SSは最大 225万ドル(約2億円)もの太地町漁師たちの収入・財産を一方的に奪ったわけだ。とんでもない犯罪集団である。

さすがにこの時は実行メンバーが逮捕され、地元警察に拘留されたのだが、実はその活動家の一人がポール・ワトソンの愛妻アリソンであった。私は、SSが太地町に執拗に絡む理由のひとつは、このときの私怨があるのではと考えている。そもそも太地町のイルカ捕獲数は、日本全国のわずか10%にすぎない。(大半は岩手県沿岸)

また、太地町に滞在する東京新聞の吉岡氏によれば、もともと太地町の漁師は浜辺で隠さず捕獲したイルカの処理をしていたという。だが白人たちの反捕鯨活動家が妨害するため、やむを得ず入り江(立ち入り禁止区域)の海中ですますようになったのだ、と。

この映画はそうした経緯を一切しめさず、「悪辣な太地町漁師たちが、入り江の奥にこそこそ隠れて、いたいけなイルカを残虐に撲殺している」と、告発者気取りで騒いでいる。

バカをいっちゃあいけない。自分たちが違法な破壊活動、テロ行為を繰り返し、そうせざるを得ぬよう気の毒な漁師たちを追い詰めたのを忘れたか。太地町の人々は、昔から伝わるやり方に工夫を加えながら、近くを通りかかるイルカを捕って暮らしているだけだ。イルカは絶滅の危機に瀕しているわけでもないし、漁師たちの行為に違法性はまったくない。

もっとも、こうした事情を知らずとも、本作にだまされる人はそうそう多くあるまい。アカデミー長編ドキュメンタリー賞を取った作品としては記録的に少ない興行収入(米国)からは、アメリカの一般市民の無関心の冷笑が聞こえてくるようだ。ただし、SSが太地町を本気でつぶそうとしている事だけは間違いない。

なお、オスカーをとった米国版と日本公開版の違いは、太地町住民の顔へのモザイク追加だけではない。日本の警察をおちょくるシーンなど、作り手たちの違法脱法行為を自慢するようなシーンは削除、または編集され相当ソフトになっている。mixiで犯罪自慢するようなメンタリティの作り手たちも、さすがに改めて見てみたら恥ずかしくなったというわけだ。

だが、その結果、日本公開版は本来の姿である反捕鯨プロパガンダとしての純度が大幅に薄れ、生ぬるい仕上がりになってしまった。これではポール・ワトソンもガッカリか。

(前田有一)

http://www.cinemaonline.jp/review/geki/12457.html

http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1278414998/
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