Re: IWC会場のアガディール到着
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/06/16 23:21 投稿番号: [44954 / 62227]
>嘘だろ。クジラは餌を選んでいるわけじゃない。たくさんいる魚は大量に食べ、
>少ない魚もその比率の中で食べている。
ミンククジラやナガスクジラなど、ヒゲクジラ類は顎がはずれるほど大きな口をあけて
大ボリュームの水塊を口に含み、舌とヒゲで小さな餌をを漉しとりながら食べます。
ということは、餌種が密度高く、大きな群をつくっていないと獲得/消費エネルギー
バランスで不利なことになります。
高密度で大群をつくるのが、たとえば仙台湾ではある年にはその年に生まれた
コウナゴであり、ある年には2歳、3歳に成長したコウナゴの親、メロウドです。
コウナゴが高密度で大群をつくっている時にはコウナゴを食べ、メロウドが
大群の時にはメロウドを食べるのが、何百万年と生き延びてきたヒゲクジラ類の
生態です。
そうでないと、メロウドは自分の子、コウナゴを食べるから、卓越年のメロウドは
普通の年、あるいはそれ以下の年のコウナゴを食べ過ぎ、自分自身の年齢構成を激しく
不安定化します。
これを均衡化するのがヒゲクジラ類です。コウナゴもメロウドも希薄な小群しか
つくらない年には、ツノナシオキアミを食べるか、仙台湾を早めに去って北のほうの
海の高密度オキアミ類を食べにゆきます。
極地の海というのは夏の日の長い期間、小生物がものすごい高密度になるからね。
これは メッセージ 44952 (sanba_3_sanba さん)への返信です.
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