Re: 鯨の糞がCo2吸収に貢献?
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/06/16 21:11 投稿番号: [44933 / 62227]
>大気から海洋に吸収される量でさえ、年間700億トンなのにそんなの誤差じゃないか。
Proceedings of the Royal Society Bシリーズに掲載されるような論文だと、そういうことは
当然配慮していますよ。
原論文によると、2005年に化石燃料の燃焼で大気中に放出された二酸化炭素の炭素分は
8x10の9乗トン。現在南大洋のマッコウクジラが沈下に貢献する4x10の5乗トンはその
0.05%にすぎない(The 4 × 10^5 tonnes of carbon currently exported annually by
the activity of Southern Ocean sperm whales is equivalent to only 0.05 per cent
of the 8 × 10^9?tonnes of carbon added to the atmosphere in 2005 by fossil fuel
burning (Marland et al. 2008), and represents just 0.04 per cent of the total annual
carbon export south of 50° S (Schlitzer 2002).
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/early/2010/06/14/rspb.2010.0863.full#xref-ref-34-1だけどこれは100年前より大幅に減少した南大洋のマッコウクジラだけに限った計算でね、
他にコマッコウクジラ、オガワマッコウ、ツチクジラやトックリクジラ、オウギハクジラ
等を含むアカボウクジラ類、少なくとも水深470mまで潜って鉄分の多い水域の餌を
食べるナガスクジラ、同様に深く潜る種類のアザラシ、アシカ類も同じような機能を
果たしていると考えられるので更なる研究が必要だと書いてあります。
こういうことはすでに英独仏のマスコミ紹介記事にもいくつか書いてあるのだし、
原論文も無料で公開されているのだから、ケチをつけたいのならちゃんと読んでからに
したらどうですか?
まあ気に入らない言論は圧殺するというのが日本文化の護持にぜひとも必要だというのなら、
何を言っても無駄でしょうが。
これは メッセージ 44927 (legal_guardian01 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834578/a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa_1/44933.html