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赤松大臣「十年後も四百頭」国会4月28日

投稿者: r13812 投稿日時: 2010/05/13 21:30 投稿番号: [43949 / 62227]
国会衆議院農林水産委員会国土交通委員会連合審査会
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/174/0217/17404280217001a.html

平成22年4月28日

○中野渡委員
  おはようございます。いつもにこにこ元気印、民主党の中野渡詔子と申します。
  本日、国土交通委員会との連合審査会の場で質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
  先日、赤松農林水産大臣初め政務三役の皆様に、自分の地元の十和田市の、まっしぐらという品種一〇〇%の米粉パイをお届けいたしましたが、御賞味いただけましたでしょうか。多くの地域で個人の方が六次産業化に取り組んでいらっしゃるということを改めて知っていただければと存じます。
  さて、冒頭、赤松農林水産大臣に、口蹄疫と捕鯨の問題についてお伺いいたします。


○中野渡委員
次に、先週四月二十二日、IWCが日本に対して、沿岸小型捕鯨の再開を認めるかわりに、南極海での調査捕鯨捕獲数を今後十年間で四百頭、二百頭へと段階的に減らすこと、北西太平洋では捕獲数を半数以下とすることの議長案を提出されました。
  今回の議長案は、日本が水面下において調査捕鯨頭数を半減してもいいという提案を踏まえていると思われますが、この議長案では将来的に調査捕鯨を禁止するという内容に受け取られます。沿岸の商業捕鯨が認められることは確かに一歩前進と言えますが、調査捕鯨が負ってきた資源確保、生態系解明等の意義が大きく損なわれることになります。
  今後、日本として、六月のモロッコで開催される年次総会に向けてどのような対応をとられるのか、また、非常に厳しい交渉になると思われますが、結果の好転、暗転にかかわらず、今後の調査捕鯨に対する体制の整備をどのようにお考えか、お答えをお願いいたします。

○赤松国務大臣
  IWCの事務局案というものが先日発表されました。この十数年間、私どもの捕鯨に対する基本的な考え方、日本の主張というのは、大きく言って二つ柱があると思います。
  一つは、今、調査捕鯨は認められておりますけれども、商業捕鯨はだめだということになっております。私どもとしては、堂々と商業捕鯨を認めさせる、胸を張って、商業、取引、商いのために捕鯨をやるんだ、またそれは日本の食文化でもあるんだということをまずきちっと示したいということが一つ。
  それからもう一つは、特に沿岸における小型の捕鯨、これについて、ぜひしっかりとそれを認めさせて、やりたい。なぜかといえば、今、日本近海の漁獲量というのは、魚の資源というのは非常に減っております。すべてそれが理由だとは言いませんけれども、調査によれば、少なくとも人間の三倍から五倍、年間三億トンから五億トンのイカ、サバ、アジ、イワシというようなものが鯨によって食べられているということで、それが資源の枯渇にもつながっているのではないか、そういう調査の結果もあるわけです。
  その意味で、悲願でもあります沿岸捕鯨をどうしても認めさせたいということがありまして、その二点を中心にしながら、今、反捕鯨国のいわゆる筆頭でありますアメリカとも水面下での交渉を続けながら、一部、南太平洋の、南極海での捕鯨頭数を減らしてでも、ぜひ今の二点を実現したいということで、今回、ある意味でいえば私どもの主張が入りまして、調査とか商業とかそういうカテゴリーをなくして、単に鯨をとるということの、まずそういう一つの枠組みにできた。それからもう一つは、日本沿岸における捕鯨をきちっと認めさせた。これは大きなプラスだと思っています。
  ただ、中野渡委員が今御指摘のあったように、一番不満な点は、五年間はそれでいいよ、四百頭ですよと。しかし、五年たったらそれは二百頭にしなさい、十年後はそれからまた決めましょうということは、だんだん減っていくというのは、ゼロに近づいていく前提ともとれないわけではないので、四百頭そのものはともかくとしても、それがずっと、やはり十年後も四百頭という形でなければ、いわゆるゼロにすることを前提として認めるということにもとられかねないということで、これは非常に厳しい交渉になると思いますけれども、私自身が先頭に立って、何としてもこれを認めさせるということで、全力を挙げて、モロッコへも行きまして、頑張ってやっていきたい、このように思っております。

○中野渡委員
  ぜひよろしくお願いいたします。
  日本が調査捕鯨において果たしてきた役割と、食物連鎖、科学的意義の観点からも、正しいデータを諸外国に理解してもらえるよう、引き続きの御尽力をお願いいたします。
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