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Re: シイラ(dolphinfish)をイルカと誤訳

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/07/21 08:16 投稿番号: [36413 / 62227]
>まさかシイラ(dolphinfish)のことじゃないだろうな

これは有り得ますね。
もうずいぶん前だけど、ドミニカその他、東カリブの欧米観光客が多いレストランで、
シイラをドルフィンとかデルフィンとか書いたメニューを出してたのでちょっとした
騒動になったということがありましたです。捕鯨問題に興味のあるジャーナリストなら
知っていてよいことですね。

この記者が結論的に言いたいのは、「鯨だけが外国の圧力によって食文化から
消される現状に、どうしても違和感を覚えずにはいられません」ということだと
思うのだけれど、ビジネス・アイというタイトルをつけたメディアとしては
ちょっとお粗末すぎますね。

オーストラリアがアボリジニにもイルカ漁を認めていないのはIWC各国レポート
を見れば明らかなのだけれど、もっと深いところで狂ってます。

イルカなら大型鯨類より増殖率が高く、おそらく常に国際的長期利子率(実質)
を上回っている系群も多いだろうから、高度回遊種の制約を度外視すれば、
近代産業型商業利用もあり得るかもしれない、それに対して大型鯨類の場合、
IWCシミュレーション期間である100年間のうち、無視し得ない期間で増殖率が
長期利子率を下回ることが想定されるから(たとえば海氷の縮小によるオキアミの
激減)、市場から出資を募る形式の操業では資源に危害を加えるような違法行動に
出るか、自己の従業員に過重な負担をかけるか、出資者の資産にダメージを与えるか、
あるいはそういうネガティブカードを全部抱えてしまうか、というリスク確率が
各段に高いだろう、というのがビジネスの見方ですね。

金融資産でハイリスク商品を狙って、破綻して破壊されるのは実物としては
金融資産だけだから(という単純化はほんとは竹中教授の説だから良くないの
だけれど、まあいいとして)、200年後、300年後まで傷が残ることは無いが、
人工増殖のほぼ不可能な大型回遊海洋生物でこれやると、将来世代の資産を
確実に破壊することになりますよ、というのがネオリベラリズムやネオコンも
準拠してるビジネスの論理なのですね。

ここ数年、オーストラリアや米国のネオリベ理論家や資源開発大手企業が、
地球温暖化ガス排出権を証券化したのと同様の手法で、生物多様性保護を
市場取引可能な形にして自然保護に対する企業のインセンティブを高め、
優良企業は報酬が得られるようにしようという制度をかなり具体化して
詰めているのだけれど、サンケイ的なセコいビジネスやってる人たちには
こういう動きも見えてないのだろうね。

このネオリベ生物多様性市場化案は、たぶん現オバマ政権のサマーズあたり
だと賛成するのだろうけど、スティーグリッツになると後退するでしょうね。
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