どこも平均身長を出してるけれど、体重を出してないですね。
こっちで計算しなきゃいけないのかな?
体重(W)がわかると、だいたいの一日の食餌量(R)がわかりますね。
2月13日サイエンス誌の無料付録にあったエコパス/エコシム入力用の
簡易計算式だとキログラム表示で
R=0.1 W^0.8
と
R=0.42 W^0.67
の二通りが紹介されてたな。
あとの高めのほうが鯨研、田村氏の使っている公式ですね。
W^0.8というのは「Wキログラムの0.8乗」という意味だから、たとえば
5トン、5000キログラムのやや大きめの未成熟ミンククジラだったら
一日の摂食量91キログラム、上限のほうの計算だと126kgだな。
宮崎県の水産試験所?で着実に統計を出してる永島宏氏の
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/70-0597.pdfだと、水温の低い年にイカナゴは孵化魚の生存、成長率が良くって、冷水期に
あたる80年と87年に仙台湾で漁獲高が3万トンを越えるピークを出してますね。
通常は3千トンから1万5000トンの間を変動している。
ここへ、ミンククジラが何週間、何頭ぐらいで来てるのかという推定が
出てないじゃないですかと、IWC科学委員会のエキスパート・パネルに
指摘されているのだけれど、鯨研のほうはなんらかの方法で数字を持って
いるのでしょうね。
IWCに提出した
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/workshops/SC-J09-JRdoc/SC-J09-JR14.pdf
によると、仙台湾での「2004年のミンククジラによるメロード/イカナゴ年間
消費」というのは3,885となってますね(6頁、R = 3, 885/ ˜BA,2003.)
。
単位が書いてないのだけれどまさか匹数やkgじゃあないだろうし、トンでしょうね。
体重5トンの未成熟鯨が1000匹、一人1日約100kg食べて38日間滞在する
という計算になるかな?
しかし、永島さんによるとイカナゴは夏の仮眠に必要な砂地の面積も限られ
てるし、他にもヒラメ、イシガレイ、マガレイ、スズキ、アイナメ、キアンコウ、
ケムシカジカ、マダラ、ニジカジカと補食者がいっぱいいるのに、
何百万年もまえからやってるはずの、この程度の鯨の捕食で、ほんとうに
仙台湾の漁業に害悪を与えていると言えるのだろうか。