★名作劇場シリーズ: 羅生門
投稿者: springsanbo 投稿日時: 2009/05/19 16:43 投稿番号: [34780 / 62227]
ある日の暮方の事である。
小芋が羅生門の下で雨やみを待っていた。
広い門の下には、この男のほかに誰もいない。
作者はさっき、「小芋が雨やみを待っていた」と書いた。
しかし、小芋は雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはない。ふだんなら、ネットカフェに寄って、迷惑投稿をするのである。ところが、もう身銭が切れていた。泊るところがない。
小芋は、頸をちぢめながら、門のまわりを見まわした。
雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったからである。
すると、幸い門の上の楼へ上る、幅の広い、これも丹を塗った梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせホームレスばかりである。
それから、何分かの後である。羅生門の楼の上へ出る。小芋の眼は、その時、はじめて蹲っている人間を見た。
黄色い服を着た、背の低い、でっぷりとした、茶髪頭の、ゴリラのような産婆である。
その産婆は、左の手に何かのパックを持ち、右の手で何かを食べていた。
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