さあ!諸君!捕鯨問題だ!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: 生態系モデル鯨資源管理

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/16 09:27 投稿番号: [34665 / 62227]
>ということで、式に書いてある。終了♪

なんか、カーテンから覗き見した隣の。。。みたいだけど、まあええわ、
どうしても初期資源量が必要というなら、奥の手があるから。

遺伝子レベルの突然変異確率を利用した「長期安定人口分析」は、最近は
使える組み合わせが多くなってるし、時間的にも費用上も大幅に有利に
なってるから、10年ぐらい前より精度、信頼度ともに各段に向上してるね。
これが「初期資源量」推定として今後ますます信頼性を高めるでしょう。

今年の科学委員会のために既に提出された論文
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SC61docs/sc61docs.htm
の中で「生態系モデリング/Ecosystem Modelling (EM) ]と題された
枠では一つだけダウンロードできるようになってる論文。
1 RUEGG et al. Have Antarctic minke whales increased in abundance because of 20th...
『20世紀の捕鯨のおかげでナンキョクミンククジラは増えたのか?』
ルエグ、アンダーソン、ベイカー、ヴァント、ジャクソン、パルンビ
<要   約>
世界中で大規模動物相が激しく衰退しているということから、
生態系構造の中で上位補食者の果たしている役割が脚光を浴びて
いる。南極圏では「オキアミ余剰仮説」が以下のような仮定を
提起した。200万頭を越える大型鯨類が捕殺されることにより、
オキアミを食べるより小型の生物種、たとえばナンキョクミンク
クジラが競争から解放されることになった。

もしこれが正しければ、現在のナンキョクミンククジラの個体数は
捕鯨の間接効果として通常以上に高水準なのだろう。
われわれは日本の肉類市場で購入した52の現代のサンプルから
11の核遺伝子マーカーをシークエンスすることにより、捕鯨時代
以前のナンキョクミンククジラが長期的に保っていた個体群サイズ
を推定した。遺伝子座に関する突然変異率と合祖時間のベイズ推定
にもとづき、われわれは長期的個体群サイズを67万頭(95%信頼区間
374,000ー1,150,000頭)と計算した。われわれの長期生息数は
現在の生息数推定と比べて似たようなものであるか、あるいは
高めである。このことが示しているのは、現在のナンキョクミンククジラ
生息数を説明するのに「オキアミ余剰説」は不要だということである。

==============================
「オキアミ余剰論」というのは国際捕鯨委員会の年次報告だとたしか
1978年の年報で、英国のロウズと日本の河村章人(当時鯨研)が提唱し
はじめた説だということになってるね。

まあどっちにしても、「オキアミ余剰説」がいらない、間違ってた可能性が
高いというのは鯨研、水産庁にとては痛手だね。

冷静にはじめから遠くから見てた人に言わせれば、オキアミをもっとも
大量に食べてる生物は漁獲の対象にならないマズイ魚類や、酸っぱい中深海
イカなわけで、こういうもんを視野に入れずに自分の興味のあるクジラや
商用魚だけに競合関係を見いだして騒ぎ立てる人たちというのは、もともと
軽薄で短期利益に走りやすい二流の知性の人たちだったってことになるんだ
ろうね。

まあはじめに言い出したロウズや河村さんなら、初期の仮説の限界ってことで
エクスキューズされるんだろうけど、4半世紀以上たってもまだ「限界まった
だ中」じゃあちょっと哀れすぎる。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)