Re: オーストラリア領海
投稿者: nobu_ichi95 投稿日時: 2009/01/05 14:55 投稿番号: [30743 / 62227]
南極海に対する領土領海の所有権主張は確か7カ国(英国、オーストラリア、アルゼンチン、チリ、フランス、ニュージーランド、ノルウェー)に及んでますが、どうみても各国とも資源を国家戦略から捉えて囲い込みしておきたい様ですね。
通常、主張して相手国が引けば(他に同一領域への権利主張をする対立者が居なければ)、国際的慣習からしても”優先度”が認められ自国の領有権主張に誘導がしやすくなる・・・というのが、領土領海問題の基本ではあります。
(だから南極条約の意図に反してでも”言い続ける”必要もあるのか。また将来、もっと露骨に資源争奪戦が起きた時の備えの意味もあるかと。)
ちなみに、現在のアメリカは7カ国全ての主張を拒否するが、各国が主張する権利は認めるという事実上の反対。
(南極に自国の大陸棚を有さない大国としては、自国の一方的不利を看過出来ないのも当然かと。)
英国も「同一領域への権利主張」して他国支配を明らかに牽制する立場(Timeによると理由は「環境保全への担保」らしいけれど・・・ホンネかどうか)。
ということから、当面は南極条約等の国際規定は遵守されつつ、多国間の利害が絡む場所として南極は存在し続ける事になっている様ですね。
多国間の牽制の結果、一国の優先が許されない事態が出現したことは、ICRWを否定できない一方、日本一国の主張では資源争奪ですくみ合う南極海は何とも打開しにくい場所ということにもなりますね。
これは メッセージ 30739 (corax_lupus さん)への返信です.
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