原発消滅後の社会を想像する

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どうでしょうか

投稿者: sans_nucleaire 投稿日時: 2011/04/17 11:48 投稿番号: [31 / 50]
エネルギーの最終利用形態として、電力の割合をどの程度にするかも含めて、総合的に考えないとあまり意味がないんでしょうね。

ほんまでっかTVに出ている武田邦彦さんが書いていましたが、利用できるエネルギーを、化石燃料などの「遺産型」と、太陽光などの「月給型」に分けると、なるべく遺産を取り崩さずに月給だけで暮らせるようにするのが目標ラインで、月給を増やすのはなかなか大変なので、今の月給でやって行けるように、その中でいかに生活水準を落とさずにやって行けるように知恵を集中すれば、それなりの解答が得られるかもしれません。

実はウラニウムなどの鉱物資源も遺産型であり、石油に比べるとこれを利用できる国は限られているので、今のところは安価に手に入るようですが、埋蔵量は多いものの分散していて採掘しにくく、必ずしも石油に比べて潤沢に存在するわけではないようです。

つまり、原発のない社会を考えることは、同時に遺産型の化石燃料の使用を減らす、あるいは増やさないことを考える必要があり、そのためには、むしろ電力の割合を高める方が合理的な場合もあると思います。

そもそも、原子力に対するアレルギーの強いはずの日本で、原発の開発が必要だったのは、高度に石油に依存し過ぎた社会からの転換の目的が大きく、実際にこの40年ほどで原油の輸入量はわずかに減少しているそうですから、今後は、原油の輸入を増やさずに生活の質を落とさないことが課題になるでしょうね。


月給を増やす方法としては、昔のように木材の利用を増やすことや、風力を利用すること、おっしゃるような太陽光パネルの設置はひとつの手段だと思いますが、太陽光に対して、太陽電池が良いのか、お湯を温めるのが良いのか、空気を暖めるのか良いのかは、議論になるでしょうね。

太陽電池は、かつては太陽電池を作る際に消費する電力が、その太陽電池自体が耐用期限内に発電できる電力の総量を上回っていたのですが、最近は急速に効率が改善されたそうですから、うまく使えば効果的だと思います。

紙ゴミも木材同様に月給型の燃料資源になりますが、お湯を沸かすには適していても、もう少し熱量がないと発電の効率が良くならないので、その意味では熱量の高い天然ガスや石油のガソリン成分をなるべく発電に回して、ゴミ焼の熱を暖房などに使う方が良いのかも知れません。
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