開発途上の燃料電池
投稿者: kagaku_to_gijutsu 投稿日時: 2007/10/17 00:09 投稿番号: [1051 / 1126]
マスコミは夢を振りまいていますが、燃料電池はまだまだ開発途上です。
家庭用には、まだまだです。
今、もっとも実用化が進んでいるのが、リン酸形燃料電池(PAFC)。
しかしまだ、工場の環境広告塔か、(消化槽からメタンがとれる)下水処理場の新しい装飾品です。
あまりエコでないのが、まず原料が化石燃料である天然ガス由来のメタンであること。
効率も30〜40%と、ガスエンジンコージェネと同じくらい。(熱利用できればその分効率が上がるのもコージェネと同じ)
設備単価は30〜50万円/kWのコージェネの倍以上。
規模は100kW級ですから、家庭や自家用車にはまだまだ。それに重い。
それと、セル寿命が5年位だから、鉛バッテリー以下。
家庭用には、安い深夜電力を鉛電池に貯めて使うほうが、まだいいかもしれない。そんな程度です。
効率の良い燃料電池は、やはりもう少し大きな規模です。せめて工場か病院、ホテル、スーパーマーケット級。でも40〜60%あれば、将来は一般電気事業者と競争できるかもしれません。
あとは、やっぱり寿命。メンテナンスコストを考えると大規模発電所に負けてしまいます。
いずれにしろ、化石燃料をどれだけ効率よく燃やすか、だけだから。
これは メッセージ 1050 (bekkaicho さん)への返信です.
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