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交渉の内幕 調査10カ所以上

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/12/21 07:19 投稿番号: [96402 / 232612]
交渉の内幕   調査10カ所以上/北との協力認める

  米政府高官は十九日、今年三月から始まったリビアとの水面下の交渉の内幕を明らかにした。高官の説明のあらましは次の通り。

  ■核兵器   リビアは核兵器開発につながるウラン濃縮装置など核燃料サイクル計画の存在を認めた。英米調査チームは、十カ所以上の核開発計画の現場への立ち入りと、核開発関連機器、関連文書の調査を許された。リビア側は、核開発関連のすべての計画を中止することを表明した。リビアは、核関連のすべてを国際原子力機関(IAEA)に報告、核拡散防止条約(NPT)の保障措置(査察)の順守などを表明した。

  調査チームは遠心分離機と数千個に上るその部品などウラン濃縮施設の構成資材は確認したが、濃縮施設自体は確認していない。リビア側も濃縮ウラン生産には言及していない。リビアの核開発はわれわれが想像していた以上に進んでいた。

  ■化学兵器   リビア政府は米専門調査団に対し、十年以上も前にラバタ近郊の化学兵器工場で製造した相当量のマスタードガスなど神経ガス、同ガス運搬用に作られた投下型爆弾も示した。

  さらに、マスタードガスなどの製造に使われる精製過程前の化学物質も示した。リビア政府は化学兵器禁止条約への加盟とすべての化学兵器関連兵器や貯蔵物を廃棄することを確約した。

  ■生物兵器   リビアは過去に生物兵器開発用の器材を購入し開発能力の獲得を企図していたことを認めた。

  同国政府は調査チームの要請で生物兵器製造に転用可能な薬品や農業関係の施設の調査も受け入れた。リビア政府は今後も生物兵器獲得の意思がないことと、必要ならば一定期間ごとの検査も受け入れることを確約した。

  ■北朝鮮   北朝鮮との協力はミサイル開発をめぐり行われ、リビアはスカッド・ミサイルの射程改良に関し北朝鮮と協力関係にあった経緯を認め、生産現場への立ち入りと関連文書の調査を認めた。調査チームはスカッドBの生産と研究、改良作業が行われている多くの現場に立ち入ることができた。

  リビアはミサイル開発の歴史と現状について詳しく説明。射程三百キロメートル以上の弾道ミサイルのすべてと五百キログラム以上の弾頭の廃棄、これらのミサイルの開発、配備をしないことを宣言した。長い間、リビアがミサイル製造、技術面で北朝鮮の支援を受けてきたことは知っていたが、今回、詳細についても分かった。(ワシントン   樫山幸夫、近藤豊和)(12/21)

http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_3_1.htm
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