>北朝鮮の経済特区
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/11/14 01:48 投稿番号: [92681 / 232612]
北朝鮮の経済特区は言われますように、北朝鮮の①ロシア国境に近い羅津・先鋒地区、②中国国境に近い鴨緑江の新義州
③韓国国境に近い開城ですよね。
このうち現在脚光を浴びているというか、開発が進んでいるのが③の開城地区のみらしいですね。①は10年以上前に、それなりの動きがあったようですが、現在どうなっているのでしょうか。②も何も聞きません。
重村智計によると、①の失敗は、以下のように述べています。
「この自由主義経済貿易地帯は、外国企業にとって魅力がなかった。各企業は自由に労働者を雇用できなかった。北朝鮮は、この経済特別地帯を周辺地域から分離した。思想的に問題のない住民だけがこの地帯で働けたので、企業は自由に労働者を雇えなかった。企業が必要とするのは、志操堅固な労働者ではなく、優秀な労働者である。労働者の賃金も、北朝鮮当局との一括契約であった。」
「国内との企業から調達する資材の価格を、平壌の価格決定機関が決めた。これでは、困る。市場機能がなければ、ある日突然価格を上げられるかもしれない。自由経済貿易地帯で生産された商品は、北朝鮮国内で販売できるとされたが、価格設定と支払い条件も平壌の統制が優先された。
以上の要に非常に硬直的で、これでは北朝鮮は労働力を単に提供するのみのようなことで、これでは海外に出稼ぎするのと変らないような気がするのですが、いかがでしょうか。
もっとも現在開発されている開城地区はこのようなことになるかどうかわかりませんが。
他に、電力供給がきちっとできるかの問題もありますね(開城では韓国から電力供給だったでしょうか?)
もっとも北朝鮮としても志操堅固な労働者でないと困るわけで、海外の先進的な技術・システムに目覚めて、北朝鮮に批判的になってしまっては、元も子もないということでしょうか(これが金正日の苦労のしどころ)。
(ここら辺が、深センから始めた中国との大きな違いのような気がします。)
ところで、鉄道のことに注目されているようですが、こちらのトピでも何回か出たことがあります。
ユーラシアランド・ブリッジとかですが。個人的には、韓国発−北朝鮮−ロシア経由−欧州の鉄道計画にはかなりの疑問を思っています。
ある本では現在のシベリア鉄道でも、季節により降雨時の冠水とかで平常運転ができないとかということもありますし、それにもしこれが魅力ある路線ならば、日本の港−ナホトカ(浦塩)−欧州の路線が物量輸送としてそれなりに機能していてもよいのではないかと思ったりしています。
これは メッセージ 92577 (ei835 さん)への返信です.
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