中国の核
投稿者: jouhoukikanin87 投稿日時: 2003/11/03 21:41 投稿番号: [91508 / 232612]
北東アジアの核兵器の現状と問題点
アジアには5大核兵器国の内、不確定要因を持つロシアと中国が存在する。加えて、核兵器開発疑惑国としての北朝鮮がある。これらの国は、日本に対して、核兵器を搭載した弾道ミサイルを発射し、壊滅的な被害を与える力を持っていることは事実である。
その他、核兵器開発能力を持つ国として日本、韓国、台湾が挙げられる。日本は、外国から核兵器開発疑惑国に挙げられる場合が多い。日本は、その疑惑を晴らす努力が常に必要であろう。
(1)中国
中国は核弾頭を2,350 個(内570 個が戦術核)を保有していると見積もられ(産経新聞H7.9.16参照)、台湾近傍へのM-9(DF-15又はCSS-6 射程600 Km、弾頭90キロトン、命中精度CEP 300m)の発射にみられるように、恫喝の手段としても、また、実際の地上目標に対する攻撃もありうる。そして、中国は、日本全土に対して、核搭載ミサイル攻撃を行える能力を十分に保有しており、それらのミサイルは次のとおりである。(JANE'S STRATEGIC WEAPON SYSTEMS,(ED)DUNCAN S.LENNOX,JANE'S INFORMATION GROUP 参照)
ミサイル名称 射 程 弾 頭 命中精度CEP 備 考
DF−5(CSS−4)
DF−3(CSS−2)
DF−4(CSS−3)
DF−21(CSS−5)
JL−1(CSS-N-3) 13,000 Km
2,800 Km
4,750 Km
1,800 Km
1,700 Km 5メガトン
1.3メガトン
2メガトン
250キロトン
250キロトン 500m
1000m
1500m
不 明
不 明 潜水艦発射
b.中国の核兵器開発の継続とその戦略
中国は、ミサイル開発に過去10年間、最大限の投資を行い、ロシアなどの技術援助も受け更に、新しいDF-31(射程8,000km)、DF-41(射程12,000km)、JL-2(射程8,000km )等の戦略核ミサイルを開発中である。中国は、包括的核実験禁止条約の交渉においても条件を付け、米露に比べ実験回数の少ないことを理由に、NPTの無期限延長の際の核兵器国の義務として、非核兵器国の期待を裏切り、核実験を1996年までフランスとともに継続した。中国は、「核兵器の全面廃絶」や「核兵器の先制使用はしない」など国際会議の場で発言はしているが、パキスタンへのM-11弾道ミサイル輸出などの問題や、1996年3月の台湾に対するミサイル発射による恫喝などから考えて、その発言の信頼性は低い。核兵器軍縮への対応は、米露の核兵器の数との差を取り上げ非難することなどから、中国は、核兵器削減については話し合いに応じていない。
c.中国の核ミサイル関連の武器輸出
中国は、パキスタン、イラン、イラク、シリア、アルジェリアへ核開発援助を行っていると見られている。パキスタン、イラン、アルジェリアには研究用原子炉と原子力発電所を輸出している。特にパキスタンは核兵器所有の可能性があり、その開発は中国の援助といわれ、1985年には中国でパキスタンのための核実験が行われたとの噂もある。1988年サウジアラビアへIRBM DF-3(CSS-2)(射程 2,800km)を、シリアへM-9短距離弾道ミサイル(射程 600km)、シルク・ワーム(射程40km)をイラク、パキスタンへM-11ミサイル(射程 280km)を輸出し、パキスタンが開発したハトフ2ミサイル(射程 300km)に繋がっていると考えられる。
d.中国の核兵器の制限と削減の問題
START 条約が順調に進めば、21世紀になると米露の核兵器は大幅に削減される。しかし、中国の経済発展に伴う軍事費の急速な増加は、必然的に中国の核兵器と海軍の強化に重点が置かれることは、中国の要人や文献などで明らかである。中国は、米国・ロシアと肩を並べる核兵器国になるまでは、核兵器の開発とその増強を行うものと考えられる。今後、中国をして核兵器の軍縮に参加させることが必要である。
アジアには5大核兵器国の内、不確定要因を持つロシアと中国が存在する。加えて、核兵器開発疑惑国としての北朝鮮がある。これらの国は、日本に対して、核兵器を搭載した弾道ミサイルを発射し、壊滅的な被害を与える力を持っていることは事実である。
その他、核兵器開発能力を持つ国として日本、韓国、台湾が挙げられる。日本は、外国から核兵器開発疑惑国に挙げられる場合が多い。日本は、その疑惑を晴らす努力が常に必要であろう。
(1)中国
中国は核弾頭を2,350 個(内570 個が戦術核)を保有していると見積もられ(産経新聞H7.9.16参照)、台湾近傍へのM-9(DF-15又はCSS-6 射程600 Km、弾頭90キロトン、命中精度CEP 300m)の発射にみられるように、恫喝の手段としても、また、実際の地上目標に対する攻撃もありうる。そして、中国は、日本全土に対して、核搭載ミサイル攻撃を行える能力を十分に保有しており、それらのミサイルは次のとおりである。(JANE'S STRATEGIC WEAPON SYSTEMS,(ED)DUNCAN S.LENNOX,JANE'S INFORMATION GROUP 参照)
ミサイル名称 射 程 弾 頭 命中精度CEP 備 考
DF−5(CSS−4)
DF−3(CSS−2)
DF−4(CSS−3)
DF−21(CSS−5)
JL−1(CSS-N-3) 13,000 Km
2,800 Km
4,750 Km
1,800 Km
1,700 Km 5メガトン
1.3メガトン
2メガトン
250キロトン
250キロトン 500m
1000m
1500m
不 明
不 明 潜水艦発射
b.中国の核兵器開発の継続とその戦略
中国は、ミサイル開発に過去10年間、最大限の投資を行い、ロシアなどの技術援助も受け更に、新しいDF-31(射程8,000km)、DF-41(射程12,000km)、JL-2(射程8,000km )等の戦略核ミサイルを開発中である。中国は、包括的核実験禁止条約の交渉においても条件を付け、米露に比べ実験回数の少ないことを理由に、NPTの無期限延長の際の核兵器国の義務として、非核兵器国の期待を裏切り、核実験を1996年までフランスとともに継続した。中国は、「核兵器の全面廃絶」や「核兵器の先制使用はしない」など国際会議の場で発言はしているが、パキスタンへのM-11弾道ミサイル輸出などの問題や、1996年3月の台湾に対するミサイル発射による恫喝などから考えて、その発言の信頼性は低い。核兵器軍縮への対応は、米露の核兵器の数との差を取り上げ非難することなどから、中国は、核兵器削減については話し合いに応じていない。
c.中国の核ミサイル関連の武器輸出
中国は、パキスタン、イラン、イラク、シリア、アルジェリアへ核開発援助を行っていると見られている。パキスタン、イラン、アルジェリアには研究用原子炉と原子力発電所を輸出している。特にパキスタンは核兵器所有の可能性があり、その開発は中国の援助といわれ、1985年には中国でパキスタンのための核実験が行われたとの噂もある。1988年サウジアラビアへIRBM DF-3(CSS-2)(射程 2,800km)を、シリアへM-9短距離弾道ミサイル(射程 600km)、シルク・ワーム(射程40km)をイラク、パキスタンへM-11ミサイル(射程 280km)を輸出し、パキスタンが開発したハトフ2ミサイル(射程 300km)に繋がっていると考えられる。
d.中国の核兵器の制限と削減の問題
START 条約が順調に進めば、21世紀になると米露の核兵器は大幅に削減される。しかし、中国の経済発展に伴う軍事費の急速な増加は、必然的に中国の核兵器と海軍の強化に重点が置かれることは、中国の要人や文献などで明らかである。中国は、米国・ロシアと肩を並べる核兵器国になるまでは、核兵器の開発とその増強を行うものと考えられる。今後、中国をして核兵器の軍縮に参加させることが必要である。
これは メッセージ 91505 (jouhoukikanin87 さん)への返信です.