細田副長官、蓮池夫妻らと初面談
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/10/17 18:36 投稿番号: [90283 / 232612]
細田副長官、蓮池夫妻らと初面談
「拉致問題進展なくおわび」
被害者ら薄らぐ期待
北朝鮮による拉致問題で、被害者の曽我ひとみさん(四四)=新潟県真野町(佐渡島)=と蓮池薫さん(四六)、祐木子さん(四七)夫妻=同県柏崎市=の自宅に十六日、細田博之官房副長官と中山恭子内閣官房参与が訪問。細田副長官は帰国から一年たつ三人に対し、「この一年、(拉致問題解決が)進まなかったことをおわびする」と謝罪した。
安倍晋三自民党幹事長のあとを受け、九月に拉致問題担当となった細田副長官が被害者と面談するのは初めて。
細田副長官らは曽我さん宅、蓮池さん宅の順に訪れ、「政府として、家族との再会を実現できなかったこと、大きな進捗(しんちょく)がみられなかったことをおわびする」と陳謝した。
また、細田副長官らは安倍氏が担当した当時と政府の方針は変わらないことを伝え、拉致問題の解決に向けた取り組み方針を説明。
曽我さんは「ありがとうございます」と答えたうえで、政府の努力を強く求めた。
また、蓮池さん夫妻は「帰国後一年たち、何とか前向きに考えようとしているが、なかなか方向が見えてこず、先行きが不安」と、改めて外交努力を訴えた。
面会後、細田官房副長官は報道陣に対し、「十分な展開はしておらず、率直に気持ちを受け止めさせていただいた」と述べた。
地村保志さん(四八)、富貴恵さん(四八)夫妻=福井県小浜市=との面談は、十七日に行われる。
昨年十月に帰国した拉致被害者五人は「政府を信じる」として一年間、外交交渉を見守ってきた。しかし、北朝鮮に残る家族の帰国問題が進まず、被害者らからは「物足りない」という声が上がっている。
◇
■「求めているのは成果」
細田博之官房副長官が行った拉致被害者宅の訪問は、内閣改造で安倍晋三氏が自民党幹事長に転出した後任として、政府への理解を求める直々の“おわび行脚”だった。
謝罪には感謝しながらも、曽我さんと蓮池さん夫妻はともに、改めて政府の外交努力による家族の早期帰国の実現を求めた。子供や夫と引き離された生活に苦しむ被害者や家族にとって、今回の謝罪の言葉も気の抜けたものに響いただろう。
細田副長官は東大卒の元通産官僚。科学技術政策担当相などを務めているが、政治家としての表舞台で拉致問題にかかわったことはない。また、対北朝鮮交渉で一貫して「対話」を重視してきた福田康夫官房長官と親しいという。
このため被害者家族らは、経済制裁を含めた「毅然(ぎぜん)とした対処」を求める声が政府に届きにくくなると心配する。
安倍幹事長は十五日、街頭演説で「(経済制裁などの)議員立法も考える」と明言したが、福田官房長官は同日の記者会見で、改めて「対話の方針」を示し、早急な経済制裁論を否定した。
成果がないまま二年目に入った拉致問題。政府と政権政党の間で、今度は方策に「ぶれ」が生じているようにみえる。このままでは、拉致被害者らが政府に寄せる期待もますます薄らぐ。
「政府に求めているのは、具体的な成果」と蓮池薫さんの兄、透さん(四八)が指摘するように、被害者が細田副長官から聞きたかったのは、「謝罪」の言葉ではない。(北朝鮮問題取材班)
(10/17)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_15_1.htm
被害者ら薄らぐ期待
北朝鮮による拉致問題で、被害者の曽我ひとみさん(四四)=新潟県真野町(佐渡島)=と蓮池薫さん(四六)、祐木子さん(四七)夫妻=同県柏崎市=の自宅に十六日、細田博之官房副長官と中山恭子内閣官房参与が訪問。細田副長官は帰国から一年たつ三人に対し、「この一年、(拉致問題解決が)進まなかったことをおわびする」と謝罪した。
安倍晋三自民党幹事長のあとを受け、九月に拉致問題担当となった細田副長官が被害者と面談するのは初めて。
細田副長官らは曽我さん宅、蓮池さん宅の順に訪れ、「政府として、家族との再会を実現できなかったこと、大きな進捗(しんちょく)がみられなかったことをおわびする」と陳謝した。
また、細田副長官らは安倍氏が担当した当時と政府の方針は変わらないことを伝え、拉致問題の解決に向けた取り組み方針を説明。
曽我さんは「ありがとうございます」と答えたうえで、政府の努力を強く求めた。
また、蓮池さん夫妻は「帰国後一年たち、何とか前向きに考えようとしているが、なかなか方向が見えてこず、先行きが不安」と、改めて外交努力を訴えた。
面会後、細田官房副長官は報道陣に対し、「十分な展開はしておらず、率直に気持ちを受け止めさせていただいた」と述べた。
地村保志さん(四八)、富貴恵さん(四八)夫妻=福井県小浜市=との面談は、十七日に行われる。
昨年十月に帰国した拉致被害者五人は「政府を信じる」として一年間、外交交渉を見守ってきた。しかし、北朝鮮に残る家族の帰国問題が進まず、被害者らからは「物足りない」という声が上がっている。
◇
■「求めているのは成果」
細田博之官房副長官が行った拉致被害者宅の訪問は、内閣改造で安倍晋三氏が自民党幹事長に転出した後任として、政府への理解を求める直々の“おわび行脚”だった。
謝罪には感謝しながらも、曽我さんと蓮池さん夫妻はともに、改めて政府の外交努力による家族の早期帰国の実現を求めた。子供や夫と引き離された生活に苦しむ被害者や家族にとって、今回の謝罪の言葉も気の抜けたものに響いただろう。
細田副長官は東大卒の元通産官僚。科学技術政策担当相などを務めているが、政治家としての表舞台で拉致問題にかかわったことはない。また、対北朝鮮交渉で一貫して「対話」を重視してきた福田康夫官房長官と親しいという。
このため被害者家族らは、経済制裁を含めた「毅然(ぎぜん)とした対処」を求める声が政府に届きにくくなると心配する。
安倍幹事長は十五日、街頭演説で「(経済制裁などの)議員立法も考える」と明言したが、福田官房長官は同日の記者会見で、改めて「対話の方針」を示し、早急な経済制裁論を否定した。
成果がないまま二年目に入った拉致問題。政府と政権政党の間で、今度は方策に「ぶれ」が生じているようにみえる。このままでは、拉致被害者らが政府に寄せる期待もますます薄らぐ。
「政府に求めているのは、具体的な成果」と蓮池薫さんの兄、透さん(四八)が指摘するように、被害者が細田副長官から聞きたかったのは、「謝罪」の言葉ではない。(北朝鮮問題取材班)
(10/17)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_15_1.htm
これは メッセージ 90246 (sofiansky2003 さん)への返信です.