「北に行き連れ戻す」 与党幹部が極秘計画
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/10/11 03:56 投稿番号: [89787 / 232612]
北朝鮮による拉致被害者五人の帰国から十五日で一年。「子供たちを返さなければ正常化交渉はない」とする日本政府。「拉致問題は解決済み」と繰り返す北朝鮮。子供たちとの再会はいつになるのか−。家族は喜びを分かち合える日を心待ちにしている。
「小泉首相の親書を持って北朝鮮に行き、連れ戻してくる」。今年五月、ある与党幹部が親しい知人に極秘の計画を耳打ちした。
幹部は「北朝鮮が子供たちを帰国させる用意がある」との北朝鮮当局の“意向”を日朝関係者を通じて聞き込み、訪朝を本格的に検討していた。
しかし、周囲の反応は冷ややかだった。官邸サイドから「微妙な時期なので控えた方がいい。政府に任せるべきだ」と諭され、訪朝は実現しなかった。
同じく五月、自民、公明、保守新党の与党三党の幹事長が訪中した。「拉致問題解決のために北朝鮮を説得してほしい」。公明党の冬柴鉄三幹事長は北朝鮮とパイプのある中国の実力者、曽慶紅国家副主席に仲介を依頼する手紙を届けた。
冬柴氏は「北朝鮮に影響力がある中国最高首脳部の力を借りたかった」と振り返る。山崎拓自民党幹事長も当時、拉致問題解決に意欲を示していた。「いい話になれば三人で直接、北朝鮮に乗り込みたかった」と冬柴氏は打ち明けた。
昨年十一月、平壌国際空港。北朝鮮外務省で日本を担当する朴龍淵アジア局副局長が、日本人男性と親しげに話しながら貴賓室から出て来るのを、居合わせた日本人会社員が目撃した。
男性は非政府組織(NGO)「レインボーブリッヂ」の小坂浩彰事務局長。北朝鮮で、拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の娘キム・ヘギョンさん(16)に面会し、日本に帰国するところだった。
帰国後はめぐみさんの父、横田滋さん(70)にヘギョンさんの写真を手渡し「北朝鮮に行けばお孫さんに会える」と盛んに勧めていた。
今年七月にも訪朝し、蓮池薫さん(46)ら拉致被害者五人の子供の手紙と写真を持ち帰った。「北朝鮮は被害者の子供たちを返すつもりだ。政府は準備した方がいい」。八月、内閣支援室の中山恭子参与に電話で伝えて再び平壌に出発した。
だが、北朝鮮側は何の動きも見せなかった。「子供たちが日本に来るのはまだ先かもしれない…」。帰国した小坂氏はこう釈明した。
政府関係者によると、与党幹部やNGO以外にも、元首相や閣僚経験者らが別々のルートを使って水面下で北朝鮮側と接触を繰り返している。
「いろいろな方が努力されているのは知っているし感謝している。ただ外交ルートに集約するのが間違いのない動きになる」と中山参与。
外務省幹部は「北朝鮮側もさまざまなチャンネルを使って、子供たちを返す見返りを探ろうとしているようだ。返す意思があるなら、堂々と政府間の話し合いに応じるべきだ」と強調した。
(了) 10/10
<共同通信>
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/nkorea/news/1010-1085.html
「小泉首相の親書を持って北朝鮮に行き、連れ戻してくる」。今年五月、ある与党幹部が親しい知人に極秘の計画を耳打ちした。
幹部は「北朝鮮が子供たちを帰国させる用意がある」との北朝鮮当局の“意向”を日朝関係者を通じて聞き込み、訪朝を本格的に検討していた。
しかし、周囲の反応は冷ややかだった。官邸サイドから「微妙な時期なので控えた方がいい。政府に任せるべきだ」と諭され、訪朝は実現しなかった。
同じく五月、自民、公明、保守新党の与党三党の幹事長が訪中した。「拉致問題解決のために北朝鮮を説得してほしい」。公明党の冬柴鉄三幹事長は北朝鮮とパイプのある中国の実力者、曽慶紅国家副主席に仲介を依頼する手紙を届けた。
冬柴氏は「北朝鮮に影響力がある中国最高首脳部の力を借りたかった」と振り返る。山崎拓自民党幹事長も当時、拉致問題解決に意欲を示していた。「いい話になれば三人で直接、北朝鮮に乗り込みたかった」と冬柴氏は打ち明けた。
昨年十一月、平壌国際空港。北朝鮮外務省で日本を担当する朴龍淵アジア局副局長が、日本人男性と親しげに話しながら貴賓室から出て来るのを、居合わせた日本人会社員が目撃した。
男性は非政府組織(NGO)「レインボーブリッヂ」の小坂浩彰事務局長。北朝鮮で、拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の娘キム・ヘギョンさん(16)に面会し、日本に帰国するところだった。
帰国後はめぐみさんの父、横田滋さん(70)にヘギョンさんの写真を手渡し「北朝鮮に行けばお孫さんに会える」と盛んに勧めていた。
今年七月にも訪朝し、蓮池薫さん(46)ら拉致被害者五人の子供の手紙と写真を持ち帰った。「北朝鮮は被害者の子供たちを返すつもりだ。政府は準備した方がいい」。八月、内閣支援室の中山恭子参与に電話で伝えて再び平壌に出発した。
だが、北朝鮮側は何の動きも見せなかった。「子供たちが日本に来るのはまだ先かもしれない…」。帰国した小坂氏はこう釈明した。
政府関係者によると、与党幹部やNGO以外にも、元首相や閣僚経験者らが別々のルートを使って水面下で北朝鮮側と接触を繰り返している。
「いろいろな方が努力されているのは知っているし感謝している。ただ外交ルートに集約するのが間違いのない動きになる」と中山参与。
外務省幹部は「北朝鮮側もさまざまなチャンネルを使って、子供たちを返す見返りを探ろうとしているようだ。返す意思があるなら、堂々と政府間の話し合いに応じるべきだ」と強調した。
(了) 10/10
<共同通信>
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/nkorea/news/1010-1085.html
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.