中国の測位衛星が意味するもの ③
投稿者: wooo3810 投稿日時: 2003/09/27 13:22 投稿番号: [88438 / 232612]
●アメリカ頼みで不十分な日本の測位衛星戦略
気象衛星と同様に、測位衛星に関する日本の取り組みは、アメリカのGPSを補完する信号を衛星から送り出すための技術開発を行うというレベルに留まっている。2004年に打ち上げる「技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)」に、測位衛星の要の技術である衛星用原子時計が搭載されるのが、現状では測位衛星に向けた唯一の取り組みであるといって良い。今後、民間主導で開発することになっている準天頂衛星システムにおいて、アメリカのGPS信号を補完する信号を送信して、センチメートルオーダーの高精度測位を可能にすることが検討されているが、基本的に「アメリカのシステムに寄り添う」方針を採っており、中国のような独自測位衛星システムに向けた取り組みは皆無である。
確かに欧州のガリレオに対するアメリカの激しい干渉を見る限り、日本が独自システムを持とうとした場合、アメリカが猛反発することが予想される。太平洋を挟んでアメリカと向かい合っており、対米輸出に頼る産業を持つ日本にとって、アメリカの意向を無視することは難しい。しかし、中国が「測位衛星クラブ」入りを明確にした今、過度にアメリカに頼ることの危険性も意識しておく必要がある。
5月
日経BPから
これは メッセージ 88437 (wooo3810 さん)への返信です.
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