宗教はなぜ必要か
投稿者: bakusui87 投稿日時: 2002/10/04 09:04 投稿番号: [8622 / 232612]
人は普段、宗教とは無縁だ。
このことは日本だけに限ることではない。世界共通のことだと思う。
人がもっとも宗教に近付くのは病気になったときだろう。
健康を取り戻したいという一心から、神にすがりつく。
『神様お願いします。なんでもしますから。死なずに済む方法を教えてください。』
ここに宗教の本質が現れている。
日常生活を捨てて、死ではなく命を得たいという態度。
命を得るために、自分の生活態度を改めて、欲望を捨て、神の指示に従おうとする。
ほとんどの人は気付いていないと思われるのであるが、健康な人は常に、脳の快楽を求める指令に従って過ごしている。
食欲・睡眠欲・自己顕示欲・金銭欲など。性欲も含まれるかもしれない。
人が正しいと思っていることは、脳内のニューロンの働きによる。
脳のニューロンはモノアミン系という快楽物質を分泌することで、人間に快楽を与える。
快楽を得たいという欲求、欲望は人間を無意識のうちに、生きることの最低必要な行動をさせている。食欲・睡眠欲などだ。
Ω Ω Ω
これらの脳の指令は、快楽を伴うということが共通している。
Ω Ω Ω
宗教の必要性は、こういった人間本能を押さえる必要が、時に必要となるからだ。
病気で死にそうになったとき、神にすがり生活態度を改めようとする。
タバコを吸うと、脳内にエンドルフィンという快楽物質が分泌されるのであるが、死に直面した人はタバコを止めるはずだ。
快楽を捨てる代わりに、命を拾う。
Ω Ω Ω
北朝鮮の金正日を激しく非難することで、われわれは快楽を得ていないだろうか。
拉致された人々に同情することで、我々は満足感を得ていないだろうか。
北朝鮮との戦争を望むことで、我々は溜飲を下げていないだろうか。
こういったことを考えると、我々の脳はニューロンから、ドーパミン・エンドルフィン・アドレナリンなどのモノアミン系物質を分泌する。
この物質により我々は快楽を得ることができる。
そして、何度も快楽を得たいという欲求が、これらの考えをエスカレートさせていく。
北朝鮮関連のTV放映の視聴率はぐんと上昇する。
Ω Ω Ω
神道では徳を高めろと、さとしている。
ユダヤ思想では善を求めろと、さとしている。
共通することは、快楽を求めず、あるべき姿を追求せよということだ。
気分の良いことはしてはいけない。
人間の考えることは破滅をもたらす。
自分が正しいとみなすことはしてはいけない。
太平洋戦争前夜、軍部は真珠湾攻撃を断行することでスッキリした気分を味わいたかったのではないだろうか。
我々は北朝鮮を激しく非難することでスッキリした気分を味わいたいのではないだろうか。
気分の良いことはしてはならない。
徳を高め、ご先祖さまの目にかなう行いをしなければならない。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.