小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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政局秋の第一陣

投稿者: akikazeni_naniomou 投稿日時: 2003/09/09 17:50 投稿番号: [85920 / 232612]
『小泉を代えたければ代えればいいんですよ』

小泉が無謀とも思える挑発発言を繰り返し、無風再選を嫌ったのは訳がある。
それは、橋本、小渕、森政権下で跋扈していた利権政治家達の一掃に他ならない。
利権構造に蠢く族議員の排除、それこそが抵抗勢力消滅の手っ取り早い方策なのである。
そのためには無風再選などという手ぬるい手段で得た政権であってはならない。
徳川幕府や明治維新のように血みどろの戦いで得た政権こそが盤石かつ強力なものとなり得るのである。

徹底的に戦い、とことん抵抗勢力の利権構造を破壊すること。
その目的のためには手段を選んではいられない。
関ヶ原の勝因は敵の一大勢力、福島正則を味方に付けたこと、明治維新の成功は錦の御旗の入手であろう。
それと同様な強力な武器として着目したのが敵の軍団の約半数の勢力を率いる青木参院幹事長である。
小泉の基本勢力は議員数357名中の100名と率にして3割にも満たない。
桶狭間で今川勢に挑む織田信長同様の小勢と言えるのだが、青木勢を引き込むことにより勢力は4割に膨れ上がる。
あとは小泉の高支持率を目当ての若干名を引き入れれば、抵抗勢力と五分の勝負となる筈だの読みである。

ところが、読み筋通りの展開は、思いも寄らぬ最終局面を出現させた。
いわゆる抵抗勢力が敵としての機能不全状態をさらけ出し、何とも間の抜けた総裁選になりそうなのである。
亀井陣の出陣式に出席した議員は派閥59人中の20人、藤井出陣式は100人中34人、高村に至っては16人中10人の議員を数えるのみ。
無風再選同様の小泉必勝形が戦わずして構築されてしまったのである。

『こんな筈ではないではないか』と、小泉は周辺に愚痴を洩らす。
そうなのである。
大方の抵抗勢力は息を潜め小泉再選後の生き残りを模索し始めた。
それでも野中は総裁選序盤にして引退に追い込まれ、古賀・亀井という抵抗勢力の生命力は衰退の一途を辿る。

政局秋の第一陣の成果としては、まあまあの出来と言えなくもない。
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