露で北朝鮮映画祭 反日作品に“ソッポ”
投稿者: inakamonodemisawa 投稿日時: 2003/09/03 21:19 投稿番号: [84953 / 232612]
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアと北朝鮮の共催による現代北朝鮮映画祭が
このほどモスクワで開かれた。一九九一年のソ連崩壊後初めてで、しかも入
場料が無料にもかかわらず、劇場では閑古鳥が鳴き、モスクワっ子たちの北
への関心の低さを改めて印象づけた。
映画祭初日の二十七日、主催者側は記者会見したが、四日間の映画祭が偶
然、北京での六カ国協議の日程と重なったことからロシア側は北朝鮮側に気
を使い、「政治的な質問はしないように」と出席した記者たちにクギを刺す
ほど異様な雰囲気の開幕だった。
映画の内容も、「現代映画」という触れ込みなのに、第二次大戦末期にソ
連と北朝鮮が協力し、細菌兵器を開発する「悪の帝国」日本と戦い勝利を収
めるという一九八〇年代のソ朝共同制作の映画まで登場。両国の蜜月時代を
懐かしみ友好を再び深めたいとの政治的な意図が色濃くにじみ出ていた。
さらに、「人々の生活や歴史がわかるよう選んだ」(北朝鮮側)という上
映映画四本のうち二本は、悪の権化の日本と、その悪と戦う純朴な北朝鮮の
英雄が主人公の反戦、反日作品だった。
しかし、現代の北朝鮮が国家ぐるみで日本人拉致事件を起こし、危険な核
開発を行い、麻薬の密輸や偽札発行、武器の不正取引にまで手を染めている
実態は、ロシアでも広く知られている。会場でも「国民に愛国心を植え付け
るための情報操作に過ぎない」「金正日総書記の意向に沿うように制作され
た映画で、『悪の枢軸』が悪を描いたブラックユーモア」などの声も聞こえ
た。
露朝間では今秋、平壌でロシア映画祭が開催されるほか、北朝鮮の映画監
督六人が十一月から半年間、ロシアで映画制作技術の研修を積むことになっ
ているという。北朝鮮との友好関係を継続しようというロシア側の姿勢が浮
き彫りにされている。
産経新聞2003/9/1
これは メッセージ 84951 (inakamonodemisawa さん)への返信です.
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