北朝鮮では徴兵忌避がでている
投稿者: inakamonodemisawa 投稿日時: 2003/09/03 21:15 投稿番号: [84950 / 232612]
【北朝鮮ウオッチ】軍に異変か
食糧不足深刻で徴兵忌避も
金総書記、女性兵士に“熱視線”
北朝鮮が建国五十五周年を九月九日に控え、先軍政治(軍事優先政治)を
一層強化する姿勢を打ち出している。先の六カ国協議でも核保有宣言や核実
験を行う用意があることを表明、恫喝(どうかつ)外交を繰り返した。だ
が、そんな強硬姿勢とは裏腹に、先軍政治の基盤となる朝鮮人民軍では“異
変”が起きている。(北朝鮮問題取材班)
人民軍最高司令官である金正日総書記(国防委員長)の軍視察が激増して
いる。ラヂオプレスの集計によると、八月三十一日までの今年の軍関係活動
は計四十二件と、昨年一年間の総数三十二件を早くも上回った。
なかでも女性部隊への慰問が目につく。北朝鮮の労働新聞は八月二日と三
日付の一面トップで、女性兵士と並ぶ金総書記の写真を連続して掲載。朝鮮
中央通信は二日、金総書記が現地指導の際、「女性軍人の活動と生活に深い
関心を払うべきだ」と言明したと報じた。
米紙ニューヨーク・タイムズは金総書記のこの動向に注目、「北朝鮮は今
年初め、男性の徴兵年齢を十六歳に、身長の合格ラインを一四九センチにそ
れぞれ引き下げたほか、女性部隊のために女性の徴兵も始めた」と伝えた。
情報は未確認だが、北朝鮮が徴兵対象者を拡大しているのは事実とみられ、
これまで兵役を免除されていた大学進学者も入隊しなければならなくなった
もようだ。
徴兵強化の狙いは、女性や学生を含む「国民皆兵」態勢を強調し、国内の
引き締めを図ることにあるとの見方が強い。
韓国紙の朝鮮日報はその背景として、これまで優遇されていた軍でも食糧
不足が深刻化し、兵役の利点が失われたことから「市民の間で軍を忌避する
現象が広がっている」と指摘。ニューヨーク・タイムズ紙も「多くの若い男
性は(生きるための)金を稼がなければならず、七年もの服務期間が課せら
れる徴兵から逃げている」と報じている。
建国記念日を前に、労働新聞は「先軍政治」と「祖国愛」を強調するキャ
ンペーンを展開。八月二十二日には「朝鮮民主主義人民共和国を愛せ」の記
事の中で、「公民の義務を全うしよう」と兵役を含む義務の完全履行を国民
に求めた。
最高人民会議(国会に相当)は九月三日に開会するが、金総書記が国防委
員長に三選されるのは確実。ラヂオプレスの鈴木典幸理事は「軍では、金日
成とともに抗日ゲリラに従事したパルチザン世代の引退が進み、六十五歳ぐ
らいまでの金正日世代が中心になりつつある。最高人民会議でも世代交代を
踏まえ、より強固な先軍路線が確認されるだろう」と話す。
金総書記が軍の現地指導を重点的に行うのは、新世代が実権を握る自前の
軍の完成を急いでいるためでもあるが、その基盤は揺らぎ始めているのが実
情といえそうだ。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/84950.html