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共同文書化見送り 6カ国協議

投稿者: ahotousikika22 投稿日時: 2003/08/30 15:00 投稿番号: [84467 / 232612]
共同文書化見送り   6カ国協議   次回日程決まらず   平和解決など合意

  【北京29日井上裕之】北朝鮮の核問題をめぐる北京での六カ国協議は二十九日、六カ国の枠組みを通じた核問題の平和的解決、対話プロセスの維持など六項目の合意を確認し、閉幕した。ただ、三日間の協議で米朝などの溝は埋まらず、共同文書化は難航、中国代表の王毅外務次官が合意事項を「議長総括」として発表する形にとどまった。次回協議の日程も確定には至らなかった。

  議長総括では、協議継続と併せ(1)北朝鮮の安全保障への考慮(2)段階的・同時並行的な問題の解決(3)状況を悪化させる言動の回避―などが合意事項とされた。米朝の根深い対立の緩和が主眼で、これら合意で六カ国対話の枠組みは維持され、朝鮮半島の緊張激化は当面、阻止された形となった。

  しかし、北朝鮮の体制保証のあり方や核放棄のプロセスなどについて各国の意見は分かれ、共同宣言や共同声明の形で文書化する合意までは至らなかった。次回協議についても「早期に場所と日程を調整する」という合意にとどまった。

  一方、日本が主張した拉致問題の解決は「二国間の問題」として合意事項とはされなかったが、日朝は同日、個別協議を行い、解決への協議を継続することで一致した。

  日本代表を務めた藪中三十二(やぶなかみとじ)・外務省アジア大洋州局長は閉幕後、記者会見し「意見の相違もあったが、対話プロセスを継続することは重要であり、次回協議の早期開催に向け、日本も積極的に役割を果たしたい」と述べた。

■6項目合意の骨子

  一、対話を通じた核問題の平和的解決

  一、朝鮮半島非核化、北朝鮮の安全への懸念を考慮

  一、同時並行的な(問題解決への)全体計画の策定

  一、状況を悪化させる行動の自制

  一、相互信頼の確立、共通認識の拡大

  一、協議プロセスの継続、次回日程の早期決定(西日本新聞)
[8月30日2時23分更新]
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