米朝不可侵条約と日本
投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/08/19 02:34 投稿番号: [82858 / 232612]
このsofiansky2003さんとahoahoahochann7 さんの議論に思わず横レスしてしまいます。
6カ国協議にて、
①米朝不可侵条約をあくまでアメリカが核開発完全放棄を軸に主張した場合。
アメリカの北朝鮮への先制攻撃の可能性はあると思います。その際、わが国がその「飛び火」を受けた場合、日米安全保障条約により、「同盟国への攻撃は自国への攻撃とみなす」ということで、アメリカは報復攻撃を徹底すると思います。
②可能性はほとんどないですが、米朝不可侵条約が締結された場合。
日米安全保障条約は意味を失います。在韓米軍の存在価値はなくなり、韓国とアメリカの関係が将来悪化した場合、韓半島(と中国)とわが国はおそらく「軍事的対峙状態」となると思います。
心配なのは、今年に入ってからアメリカは在韓米軍の縮小、38度線からの部隊移動(これは攻撃された場合の被害の拡散という見方もあり、それならばいいのですが・・・)など、この動きに呼応するかのような発言が政府内部からあることです。
その薄い可能性ではあるが、万が一の「米朝不可侵条約」締結が(交渉であるので考えておく必要はあると思います)なされた場合、憲法9条により集団的自衛権の行使を自ら禁じているわが国は奈落の底へ突き落とされると思います。
また、拉致問題について二国間での協議と早々と宣言してしまった日本は、「大失態」を演じたと思います。
この問題から距離を置きたがる中国を巻き込んで、アメリカも巻き込んで、経済問題と絡めて交渉しなければ、「核を持たざる経済大国日本」は切り札を持たないまま、「常任理事国」と核保持をにおわせる独裁国家の波間に沈んでしまうことを危惧します。
もちろんそうならないことを願うまでですが・・・
中国・韓半島VS日米という構図になると限定的核戦争(小規模核爆弾の使用)の危機が高まると思います。
[要約]韓国のノ・ムヒョン大統領は、15日、「光復祭」(日本からの植民地解放記念日)で演説し、「韓国軍は今後10年以内に自主防衛の力量を持てる土台を準備する。そのために情報、作戦能力を高め、軍備と国防体系も再編していく」と明言した。しかし自主防衛になっても、米韓同盟は堅持するとし、あくまで米国と対等な同盟関係を強調した。これは事実上、韓国が在韓米軍の撤退の要請を打ち出したことになる。また北朝鮮が核放棄を行えば、「見返り」に行う経済協力に、韓国が主導的な役割を担う決意を示した。なお、演説には日韓関係の過去問題や歴史認識問題の言及はなかった。
[神浦氏のコメント]北朝鮮が北京での6各国協議を受け入れたことで、ほぼ核兵器開発の放棄は確実になった。もし核開発放棄に合意しなければ、中国は決して北朝鮮を許さないし、北朝鮮があてにする食糧や燃料の援助は得られない。また北朝鮮が核兵器開発を放棄すれば、今までの恫喝外交は禁じ手(無力)となり、外国からの援助と交換に、次々と北朝鮮の非人道的な社会が暴かれていくことになる。それでは北朝鮮の独裁・支配体制は存続できないのだ。すなわち6各国協議は北朝鮮の支配者に突きつけられた「王手」なのである。
その北朝鮮が崩壊することを前提に、韓国が数年前から在韓米軍撤退の準備を始めていることは、このホームページや私の著書で何度も指摘している。麻痺している北朝鮮軍を相手にしては、韓国軍の異常な強化(計画)が行われているからである。米国のイージス艦導入、F-15K戦闘機購入、潜水艦配備などである。私は米韓の間では、すでに何年か前から、極秘裏に在韓米軍撤退の交渉が行われていると見ている。それは北朝鮮の支配体制が崩壊し、朝鮮半島が韓国のもとに統一された後であることは言うまでもない。
昨日のノ・ムヒョン大統領の演説は、計算された演出の範囲内であると考える。北朝鮮は6カ国協議を経て、その国内統治能力を急激に失うことになる。そして北朝鮮は崩壊し、朝鮮半島に新しい統一国家が誕生する。その時は、中国への配慮から在韓米軍は朝鮮半島を去り、米韓関係は駐留無き軍事同盟に変化するだろう。そのような変化を予測してノ・ムョヒョン大統領の演説を聞くとわかりやすい。当然、在韓米軍もノ・ムヒョウン大統領の演説に不快感を示さない。軍事知識というのは、ここまでは読めるのである。しかしこの先を読むのは軍事の知識だけでは無理である。
6カ国協議にて、
①米朝不可侵条約をあくまでアメリカが核開発完全放棄を軸に主張した場合。
アメリカの北朝鮮への先制攻撃の可能性はあると思います。その際、わが国がその「飛び火」を受けた場合、日米安全保障条約により、「同盟国への攻撃は自国への攻撃とみなす」ということで、アメリカは報復攻撃を徹底すると思います。
②可能性はほとんどないですが、米朝不可侵条約が締結された場合。
日米安全保障条約は意味を失います。在韓米軍の存在価値はなくなり、韓国とアメリカの関係が将来悪化した場合、韓半島(と中国)とわが国はおそらく「軍事的対峙状態」となると思います。
心配なのは、今年に入ってからアメリカは在韓米軍の縮小、38度線からの部隊移動(これは攻撃された場合の被害の拡散という見方もあり、それならばいいのですが・・・)など、この動きに呼応するかのような発言が政府内部からあることです。
その薄い可能性ではあるが、万が一の「米朝不可侵条約」締結が(交渉であるので考えておく必要はあると思います)なされた場合、憲法9条により集団的自衛権の行使を自ら禁じているわが国は奈落の底へ突き落とされると思います。
また、拉致問題について二国間での協議と早々と宣言してしまった日本は、「大失態」を演じたと思います。
この問題から距離を置きたがる中国を巻き込んで、アメリカも巻き込んで、経済問題と絡めて交渉しなければ、「核を持たざる経済大国日本」は切り札を持たないまま、「常任理事国」と核保持をにおわせる独裁国家の波間に沈んでしまうことを危惧します。
もちろんそうならないことを願うまでですが・・・
中国・韓半島VS日米という構図になると限定的核戦争(小規模核爆弾の使用)の危機が高まると思います。
[要約]韓国のノ・ムヒョン大統領は、15日、「光復祭」(日本からの植民地解放記念日)で演説し、「韓国軍は今後10年以内に自主防衛の力量を持てる土台を準備する。そのために情報、作戦能力を高め、軍備と国防体系も再編していく」と明言した。しかし自主防衛になっても、米韓同盟は堅持するとし、あくまで米国と対等な同盟関係を強調した。これは事実上、韓国が在韓米軍の撤退の要請を打ち出したことになる。また北朝鮮が核放棄を行えば、「見返り」に行う経済協力に、韓国が主導的な役割を担う決意を示した。なお、演説には日韓関係の過去問題や歴史認識問題の言及はなかった。
[神浦氏のコメント]北朝鮮が北京での6各国協議を受け入れたことで、ほぼ核兵器開発の放棄は確実になった。もし核開発放棄に合意しなければ、中国は決して北朝鮮を許さないし、北朝鮮があてにする食糧や燃料の援助は得られない。また北朝鮮が核兵器開発を放棄すれば、今までの恫喝外交は禁じ手(無力)となり、外国からの援助と交換に、次々と北朝鮮の非人道的な社会が暴かれていくことになる。それでは北朝鮮の独裁・支配体制は存続できないのだ。すなわち6各国協議は北朝鮮の支配者に突きつけられた「王手」なのである。
その北朝鮮が崩壊することを前提に、韓国が数年前から在韓米軍撤退の準備を始めていることは、このホームページや私の著書で何度も指摘している。麻痺している北朝鮮軍を相手にしては、韓国軍の異常な強化(計画)が行われているからである。米国のイージス艦導入、F-15K戦闘機購入、潜水艦配備などである。私は米韓の間では、すでに何年か前から、極秘裏に在韓米軍撤退の交渉が行われていると見ている。それは北朝鮮の支配体制が崩壊し、朝鮮半島が韓国のもとに統一された後であることは言うまでもない。
昨日のノ・ムヒョン大統領の演説は、計算された演出の範囲内であると考える。北朝鮮は6カ国協議を経て、その国内統治能力を急激に失うことになる。そして北朝鮮は崩壊し、朝鮮半島に新しい統一国家が誕生する。その時は、中国への配慮から在韓米軍は朝鮮半島を去り、米韓関係は駐留無き軍事同盟に変化するだろう。そのような変化を予測してノ・ムョヒョン大統領の演説を聞くとわかりやすい。当然、在韓米軍もノ・ムヒョウン大統領の演説に不快感を示さない。軍事知識というのは、ここまでは読めるのである。しかしこの先を読むのは軍事の知識だけでは無理である。
これは メッセージ 82849 (sofiansky2003 さん)への返信です.