>先制攻撃
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/08/06 01:07 投稿番号: [81527 / 232612]
>重村氏でしたらどのような解説をされるでしょうか・・・
本来なら、最近の重村氏の雑誌での投稿とかTVでのコメントがそのまま当てはまるかと思いますが、02年11月発刊の「北朝鮮データブック」では次のように述べています。
(従って今年4月の北朝鮮の核保有宣言、最近の多国間協議については分りません)
誰かさんが最近のこの課題に重村の解説・主張を知っておられればよいのですが。
1)北朝鮮の核開発のこと。
02年10月のケリー国務次官補の訪朝で北朝鮮の核開発が明らかになりましたが、北朝鮮としては認めることにより、米朝交渉がなされると思っていたとのこと。ところがケリーは、すぐに帰国してしまったとのこと。→こえは北朝鮮の誤算
核開発の放棄に関しては、「交渉もしないし、代償も与えない」というのが伝統的な共和党の政策とのこと。
北朝鮮が核開発を認めた結果、ブッシュ大統領の「悪の枢軸」戦略が正しかった事実が確認されてしまった。
その後の推移は時系列的には分りません。
私の立場から言わせてもらうと、北朝鮮はNPT脱退を脱退し、次々と核カードを切り、米朝交渉を急いだ。そのうちにイラク戦争が始まりあっけなく終わった。焦った北朝鮮は3カ国協議に応じ、さらに多国間協議に応じようとしている。この中で核保有宣言、プルトニウム処理と従来のレッドラインを越えた状況になっている。
ブッシュとしては、協議に応じないつもりが応じている。
その先は?
北朝鮮にとれば「体制の保証」が最重要課題。これと核兵器の廃棄の手順と併せもめにもめるでしょうね。
ただし、体制保証には中国とロシアが同調してくれそうであること。
2)日朝正常化交渉のこと。
ポイントは2つ
第1に、首脳会談以後マレーシアクアラルンプールで一度のみ行われて、その後中断しているが、過去11回の交渉に比べ、日朝双方ともに外務省が中心になって行われたこと。
(過去の正常化交渉は自民党の実力者が介入したり、北朝鮮の方は工作機関の統一戦線部が介入したこと)
第2に、日本側は拉致問題と核問題が解決すれば、正常化交渉(経済協力交渉)に入るとの立場を明らかにしたこと。
一方、北朝鮮はまず正常化交渉を合意された後で、拉致問題と核問題を話し合う、とのやり方を主張した。
↓
双方の歩み寄りがみられず交渉は決裂、その後開催されていない。
特に日朝正常化交渉について、重村は以下のことを強調している。
日朝正常化交渉を、アジアの安定と平和につなげるには、きちんとした条件をつけることが大切である。
アジアの安定と平和のために、北朝鮮は核開発を放棄しなければならない。また、日本に工作船や工作員を派遣してはならない。さらに覚醒剤の密輸もやめるべきである。こうしたことを実行に移さない限り、国交正常化はできないと日本は主張すべきである。
こうした条件を付けずに北朝鮮との正常化に踏み切れば、日本は大国としての責任と使命を自覚していないことになる。
(これは昔から彼が言っていることですが、北朝鮮当局は言いがかりだというだけなんでしょうね−特に覚醒剤なんかは)
ところで、彼は経済協力資金のことですが、北朝鮮が「改革」「開放」政策を導入しない以上、いくら日本から経済協力資金が投入されても、経済は回復しないのであるとしています。
つまり北朝鮮が現在のシステムと体制を維持する限り、軟着陸は不可能というしかない。もしあるとすればハードランディングしかない。
韓国と中国は、北朝鮮の崩壊やハードランディングを望まない以上、現在の体制を支えざるをえないのである。そうであれば、中韓両国は食糧支援や経済協力を継続するしかない。
としています。
ところでここで言っている、ハードランディングとは何かよく分りません。
さてここで出てくる論理。
経済協力資金という北朝鮮が望むものは日本しか提供できないわけで(米国もそれを望むのでしょう)、日本はやはり多国間協議においても、あるいは将来の日朝正常化交渉においても、拉致問題・核問題の先決の原則を経済資金カードを使いながら常に有効に主張できるということです。
今回の北朝鮮からのNGOを通しての揺さぶりで、安部官房副長官は原則どおり発言したが、福田官房長官・外務省次官は必ずしもそうでなかった。北朝鮮はこの状況をしっかり把握し、今後の対策を立ててくると思います。
悔しいです。
このトピにもありましたように、拉致問題・核問題の先決の原則を明確にすること、問題の解決のためにもっと強い制裁を用意しその意志をしめすことが、北への問題の解決のための明確なシグナルになると思います。
(重村氏の記述と私の考え方が混ぜ混ぜ\xA4
本来なら、最近の重村氏の雑誌での投稿とかTVでのコメントがそのまま当てはまるかと思いますが、02年11月発刊の「北朝鮮データブック」では次のように述べています。
(従って今年4月の北朝鮮の核保有宣言、最近の多国間協議については分りません)
誰かさんが最近のこの課題に重村の解説・主張を知っておられればよいのですが。
1)北朝鮮の核開発のこと。
02年10月のケリー国務次官補の訪朝で北朝鮮の核開発が明らかになりましたが、北朝鮮としては認めることにより、米朝交渉がなされると思っていたとのこと。ところがケリーは、すぐに帰国してしまったとのこと。→こえは北朝鮮の誤算
核開発の放棄に関しては、「交渉もしないし、代償も与えない」というのが伝統的な共和党の政策とのこと。
北朝鮮が核開発を認めた結果、ブッシュ大統領の「悪の枢軸」戦略が正しかった事実が確認されてしまった。
その後の推移は時系列的には分りません。
私の立場から言わせてもらうと、北朝鮮はNPT脱退を脱退し、次々と核カードを切り、米朝交渉を急いだ。そのうちにイラク戦争が始まりあっけなく終わった。焦った北朝鮮は3カ国協議に応じ、さらに多国間協議に応じようとしている。この中で核保有宣言、プルトニウム処理と従来のレッドラインを越えた状況になっている。
ブッシュとしては、協議に応じないつもりが応じている。
その先は?
北朝鮮にとれば「体制の保証」が最重要課題。これと核兵器の廃棄の手順と併せもめにもめるでしょうね。
ただし、体制保証には中国とロシアが同調してくれそうであること。
2)日朝正常化交渉のこと。
ポイントは2つ
第1に、首脳会談以後マレーシアクアラルンプールで一度のみ行われて、その後中断しているが、過去11回の交渉に比べ、日朝双方ともに外務省が中心になって行われたこと。
(過去の正常化交渉は自民党の実力者が介入したり、北朝鮮の方は工作機関の統一戦線部が介入したこと)
第2に、日本側は拉致問題と核問題が解決すれば、正常化交渉(経済協力交渉)に入るとの立場を明らかにしたこと。
一方、北朝鮮はまず正常化交渉を合意された後で、拉致問題と核問題を話し合う、とのやり方を主張した。
↓
双方の歩み寄りがみられず交渉は決裂、その後開催されていない。
特に日朝正常化交渉について、重村は以下のことを強調している。
日朝正常化交渉を、アジアの安定と平和につなげるには、きちんとした条件をつけることが大切である。
アジアの安定と平和のために、北朝鮮は核開発を放棄しなければならない。また、日本に工作船や工作員を派遣してはならない。さらに覚醒剤の密輸もやめるべきである。こうしたことを実行に移さない限り、国交正常化はできないと日本は主張すべきである。
こうした条件を付けずに北朝鮮との正常化に踏み切れば、日本は大国としての責任と使命を自覚していないことになる。
(これは昔から彼が言っていることですが、北朝鮮当局は言いがかりだというだけなんでしょうね−特に覚醒剤なんかは)
ところで、彼は経済協力資金のことですが、北朝鮮が「改革」「開放」政策を導入しない以上、いくら日本から経済協力資金が投入されても、経済は回復しないのであるとしています。
つまり北朝鮮が現在のシステムと体制を維持する限り、軟着陸は不可能というしかない。もしあるとすればハードランディングしかない。
韓国と中国は、北朝鮮の崩壊やハードランディングを望まない以上、現在の体制を支えざるをえないのである。そうであれば、中韓両国は食糧支援や経済協力を継続するしかない。
としています。
ところでここで言っている、ハードランディングとは何かよく分りません。
さてここで出てくる論理。
経済協力資金という北朝鮮が望むものは日本しか提供できないわけで(米国もそれを望むのでしょう)、日本はやはり多国間協議においても、あるいは将来の日朝正常化交渉においても、拉致問題・核問題の先決の原則を経済資金カードを使いながら常に有効に主張できるということです。
今回の北朝鮮からのNGOを通しての揺さぶりで、安部官房副長官は原則どおり発言したが、福田官房長官・外務省次官は必ずしもそうでなかった。北朝鮮はこの状況をしっかり把握し、今後の対策を立ててくると思います。
悔しいです。
このトピにもありましたように、拉致問題・核問題の先決の原則を明確にすること、問題の解決のためにもっと強い制裁を用意しその意志をしめすことが、北への問題の解決のための明確なシグナルになると思います。
(重村氏の記述と私の考え方が混ぜ混ぜ\xA4
これは メッセージ 81495 (masa4618 さん)への返信です.