民主、自由の合流は
投稿者: sitteirukedo 投稿日時: 2003/07/25 04:04 投稿番号: [79731 / 232612]
朝日の社説です。それにしても西村議員に踏み絵を踏ませろとは・・・・
民・由合流――小沢一郎氏の結末
いま総選挙があれば、与野党どちらの候補者に投票するか。本社の最新の世論調査でそう尋ねたところ、与党と野党が37%で並んだ。小泉内閣の支持率はなお4割を超えるが、その一方で、政治に変化を望む有権者の思いは予想以上に強い。
問題は、こうした期待に応え、人々を実際に投票したい気持ちにするだけの魅力ある野党が存在するかどうかである。
民主、自由両党の合流話が、形を変えてよみがえった。民主党による自由党の吸収合併である。菅代表と小沢党首が9月末までに実現させることで合意した。
党名や党首はもちろん、規約から政策公約まで現在の民主党のまま。自由党は解散し、議員たちは民主党入りする。
11月総選挙への流れが固まりつつある。政権交代をめざす民主党にとっては議席の母数が増え、他方、いまのままでは議席維持が難しい自由党の議員にとっては生き残りの道が開ける。双方のやむにやまれぬ利害が合致したということだろう。
3年前の前回総選挙では、共産党を除く野党3党の比例区の票が300小選挙区のうち175選挙区で与党3党を上回った。野党が各選挙区で統一候補を立てていたら、大幅に議席を増やし、政権奪取も可能だったというのが菅代表の持論だ。
小泉自民党を相手に野党が別個に戦えば、前回の再現になるという焦りは分からぬでもない。鳩山前代表が進めた合流話とは違い、吸収合併なら党内の理解が得やすいという判断もあったのだろう。
政策も体質も異なる二つの党の数合わせには違いないが、民主党にはせめて貫いて欲しいことがある。
例えば核武装を検討すべきだと主張する西村真悟氏でも、自由党議員だから無条件で入党させるのだろうか。政策で踏み絵を踏ませなければ、文字通りの野合だ。
政策面ばかりではない。
小沢党首は10年前に細川非自民政権を作り、連立の時代を開いた。だがその後は、新進党を結成して解党したり、自由党を作って自民党と連立したりという手法が批判を浴びてきた。菅氏も「理屈や政策を超えた数合わせ」と非難したことがある。その小沢氏に党が振り回されてはならない。
それにしても、政策や理念へのこだわりを自負してきたはずの小沢氏が、なりふり構わぬこの身売りだ。彼のこれまでの言動は一体何だったのだろうか。
小沢氏は今後も、相手をとっかえひっかえしながら政界再編を仕掛けたいのかも知れない。民主党はそんな小沢流ではなく、あくまで選挙を通じた政権交代をめざすべきだ。それが、自民党支配を結局崩せなかったこの10年の苦い教訓である。
そのためにも最優先すべきは、自民党に取って代われる政策と、実践する力を持つ人材の擁立だ。本当のフロンティアは永田町の外にあることを忘れてはならない。
民・由合流――小沢一郎氏の結末
いま総選挙があれば、与野党どちらの候補者に投票するか。本社の最新の世論調査でそう尋ねたところ、与党と野党が37%で並んだ。小泉内閣の支持率はなお4割を超えるが、その一方で、政治に変化を望む有権者の思いは予想以上に強い。
問題は、こうした期待に応え、人々を実際に投票したい気持ちにするだけの魅力ある野党が存在するかどうかである。
民主、自由両党の合流話が、形を変えてよみがえった。民主党による自由党の吸収合併である。菅代表と小沢党首が9月末までに実現させることで合意した。
党名や党首はもちろん、規約から政策公約まで現在の民主党のまま。自由党は解散し、議員たちは民主党入りする。
11月総選挙への流れが固まりつつある。政権交代をめざす民主党にとっては議席の母数が増え、他方、いまのままでは議席維持が難しい自由党の議員にとっては生き残りの道が開ける。双方のやむにやまれぬ利害が合致したということだろう。
3年前の前回総選挙では、共産党を除く野党3党の比例区の票が300小選挙区のうち175選挙区で与党3党を上回った。野党が各選挙区で統一候補を立てていたら、大幅に議席を増やし、政権奪取も可能だったというのが菅代表の持論だ。
小泉自民党を相手に野党が別個に戦えば、前回の再現になるという焦りは分からぬでもない。鳩山前代表が進めた合流話とは違い、吸収合併なら党内の理解が得やすいという判断もあったのだろう。
政策も体質も異なる二つの党の数合わせには違いないが、民主党にはせめて貫いて欲しいことがある。
例えば核武装を検討すべきだと主張する西村真悟氏でも、自由党議員だから無条件で入党させるのだろうか。政策で踏み絵を踏ませなければ、文字通りの野合だ。
政策面ばかりではない。
小沢党首は10年前に細川非自民政権を作り、連立の時代を開いた。だがその後は、新進党を結成して解党したり、自由党を作って自民党と連立したりという手法が批判を浴びてきた。菅氏も「理屈や政策を超えた数合わせ」と非難したことがある。その小沢氏に党が振り回されてはならない。
それにしても、政策や理念へのこだわりを自負してきたはずの小沢氏が、なりふり構わぬこの身売りだ。彼のこれまでの言動は一体何だったのだろうか。
小沢氏は今後も、相手をとっかえひっかえしながら政界再編を仕掛けたいのかも知れない。民主党はそんな小沢流ではなく、あくまで選挙を通じた政権交代をめざすべきだ。それが、自民党支配を結局崩せなかったこの10年の苦い教訓である。
そのためにも最優先すべきは、自民党に取って代われる政策と、実践する力を持つ人材の擁立だ。本当のフロンティアは永田町の外にあることを忘れてはならない。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.