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クライン孝子さんの正論

投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/07/21 00:21 投稿番号: [79169 / 232612]
  「クライン孝子の日記」は、いつも私がチェックしているWebページの一つです。
  こういう正論を、もっと大勢の人に読んでほしい。

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2003/07/20   (産経新聞朝刊)
【正論】ノンフィクション作家(ドイツ在住)   クライン孝子国民の名誉すら守れぬ国家とは何か拉致事件に寄せ「百人斬り」を思う ≪若者の関心呼ぶ北工作船≫( 7/20)
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  「これこそ生きた教材、教育の原点だ」。一昨年十二月、鹿児島県・奄美大島沖の東シナ海で海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末に沈没、引き揚げられ「船の科学館」で公開されている北朝鮮工作船を見学して思った。果たせるかな、この工作船の一般公開に踏み切った日本財団によると、公開約一カ月で早くも見学者は三十万人を超えたという。

  なかでも小、中学、高校生らが修学旅行や総合学習などで見学するケースが増え、大学生もゼミの仲間と訪れるなど学習の場として頻繁に利用しているとのこと。このように一般国民、とりわけ若者の関心が工作船に集中している理由とは一体何なのだろう。

  一つは恐らく目下、日本の最大関心事である拉致事件の犠牲者の多くが十三歳の少女をはじめ若者だったことで、「もしかしたら自分の身にも降りかかったかもしれない」事件として、身につまされていること。二つは日本近海でこの工作船の徘徊(はいかい)を許してきたことで、実は長年にわたってこれら工作船を通し国内に麻薬やニセ札が運び込まれたり、密(ひそ)かに工作員が送りこまれ日本の北シンパと結託し、教育や外交部門など中枢機関に潜伏したり、重要な機密資料を盗み出すなど、巧妙な日本破壊作戦を展開するというおぞましい実態が次々と露呈し、驚天動地の境地にあるからだろう。

  これでは若者たちとて無関心ではいられまい。そういう意味では、今回の北による一連の日本破壊工作は、第二次世界大戦後、約半世紀もの間続いてきた現実と乖離(かいり)した平和ボケ教育のつけといってもよい。日本人にとっては実にいい勉強になった。

(続く)
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