日本の核武装
投稿者: inakamonodesumisawal 投稿日時: 2003/07/20 16:48 投稿番号: [79104 / 232612]
http://www.ne.jp/asahi/aichi/kazuo/it_19990330.htm
在韓米軍ティレリ司令官と会談(2月4日、ソウルにて)
1999年3月30日
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北朝鮮の核開発で日本は核武装する
− 世界の見方 −
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標題をお読みいただいてまさかと思われる方も多いかとおもう。
しかし、日本が将来核武装すると言う見方は世界に急速に広がっているのが現実である。二月の中旬、私は十年ぶりで韓国を訪問し、政界を中心に要人と意見を交換して来た。全くのプライベートな訪問であったので、かえつて素直な意見交換ができて大変意義深い訪韓であつたが、いろいろな議題のうち最も印象に残ったのは、北朝鮮の核問題についてである。曰く、韓国にとっては北朝鮮の核は脅威とは考えていない、つまり北朝鮮はいわば血のつながりのある我々に対して核兵器を打ち込むことなどあり得ないと思うからである。
我々にとっての脅威は北朝鮮の核が日本の核武装につながることなのだ・・・・。そして更に韓国のみならずアジアの諸国は同じ思いをもっているがこの事を日本はどう思うかと言う質問を受けた。我が国はいわゆる非核三原則を国是として戦後から今日まで一貫してこれを保持し続けている。これは全国民のコンセンサスになっており、今後この国是が変わることなどあり得ない、と力を込めて説明したのだが、先方は、今日までのことは理解するが、それは国としての意思なのだから今後変更する可能性はゼロではないはずだ。特に世代が変わればどうなるか、わからない。一方核製造、保有の能力は日本は充分にもっている。従って日本の核武装の可能性は充分あると確信しているとの反論であつた。
最近とみに有名になつた感のあるダホス会議に出席した町村外務政務次官は、公式非公式の場で数多くの人から、日本はいつ核武装するのかと質問され大いにとまどったと帰国報告で語っている。
アメリカの多くのシンクタンクでも日本の核武装の可能性をシナリオに盛り込んでいると言われている。
日本の殆どの国民の想いとは全く違う見方がかくも広がっているのは何故だろう。ずばり言って我が国が採用している安全保障についての基本理念にその根本原因があると思われる。つまり我が国の安全保障の基本理念は「個別自衛」であり「集団自衛」「集団安全保障」という理念は採らないと明言しているからである。「個別自衛」の基本理念は自国の安全保障は自国のみで行うということである。自国のみで日本の安全を守るということを世界に明言してきているのである。自国の安全保障を自国のみで行うとなれば、膨大な軍事力を持たなければならない。更に核武装をした国が周辺にあれば、それに対抗する為に核武装するという選択は充分あり得ることである。我が国が敗戦により国力が弱小であつた頃は「個別自衛」といっても他国は特に脅威を感ずることもなかったが、今や経済大国、技術大国、産業大国になつた我が国が依然として百年一日の如く「個別自衛」に固執しているところに、世界が我が国の核武装の可能性を強く意識する原因がある。
私は我が国は断じて核武装をしてはならないと考えている。世界に対して大きな不安要因を提供することになるからである。しかし我が国を全くばかにしたような北朝鮮の姿勢にたいしては、核武装も辞さずと対応するのが一番効果的であることもまた事実である。
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在韓米軍ティレリ司令官と会談(2月4日、ソウルにて)
1999年3月30日
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北朝鮮の核開発で日本は核武装する
− 世界の見方 −
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標題をお読みいただいてまさかと思われる方も多いかとおもう。
しかし、日本が将来核武装すると言う見方は世界に急速に広がっているのが現実である。二月の中旬、私は十年ぶりで韓国を訪問し、政界を中心に要人と意見を交換して来た。全くのプライベートな訪問であったので、かえつて素直な意見交換ができて大変意義深い訪韓であつたが、いろいろな議題のうち最も印象に残ったのは、北朝鮮の核問題についてである。曰く、韓国にとっては北朝鮮の核は脅威とは考えていない、つまり北朝鮮はいわば血のつながりのある我々に対して核兵器を打ち込むことなどあり得ないと思うからである。
我々にとっての脅威は北朝鮮の核が日本の核武装につながることなのだ・・・・。そして更に韓国のみならずアジアの諸国は同じ思いをもっているがこの事を日本はどう思うかと言う質問を受けた。我が国はいわゆる非核三原則を国是として戦後から今日まで一貫してこれを保持し続けている。これは全国民のコンセンサスになっており、今後この国是が変わることなどあり得ない、と力を込めて説明したのだが、先方は、今日までのことは理解するが、それは国としての意思なのだから今後変更する可能性はゼロではないはずだ。特に世代が変わればどうなるか、わからない。一方核製造、保有の能力は日本は充分にもっている。従って日本の核武装の可能性は充分あると確信しているとの反論であつた。
最近とみに有名になつた感のあるダホス会議に出席した町村外務政務次官は、公式非公式の場で数多くの人から、日本はいつ核武装するのかと質問され大いにとまどったと帰国報告で語っている。
アメリカの多くのシンクタンクでも日本の核武装の可能性をシナリオに盛り込んでいると言われている。
日本の殆どの国民の想いとは全く違う見方がかくも広がっているのは何故だろう。ずばり言って我が国が採用している安全保障についての基本理念にその根本原因があると思われる。つまり我が国の安全保障の基本理念は「個別自衛」であり「集団自衛」「集団安全保障」という理念は採らないと明言しているからである。「個別自衛」の基本理念は自国の安全保障は自国のみで行うということである。自国のみで日本の安全を守るということを世界に明言してきているのである。自国の安全保障を自国のみで行うとなれば、膨大な軍事力を持たなければならない。更に核武装をした国が周辺にあれば、それに対抗する為に核武装するという選択は充分あり得ることである。我が国が敗戦により国力が弱小であつた頃は「個別自衛」といっても他国は特に脅威を感ずることもなかったが、今や経済大国、技術大国、産業大国になつた我が国が依然として百年一日の如く「個別自衛」に固執しているところに、世界が我が国の核武装の可能性を強く意識する原因がある。
私は我が国は断じて核武装をしてはならないと考えている。世界に対して大きな不安要因を提供することになるからである。しかし我が国を全くばかにしたような北朝鮮の姿勢にたいしては、核武装も辞さずと対応するのが一番効果的であることもまた事実である。
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これは メッセージ 79102 (inakamonodesumisawal さん)への返信です.