小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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「はにかむ振りをして両天秤」

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2003/07/05 19:13 投稿番号: [77009 / 232612]
「はにかむ振りをして両天秤」のロシア
  東シベリア資源開発に日本は75億ドルを投資するのだが。。。。
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ロシアは先に東シベリアから中国の大慶へ2400キロのパイプラインを敷設して日量60万バーレルのプロジェクトを「正式」に了承した。投資額は25億ドルだ。
サンクト・ペテルブルグ建都300年祭にロシアを訪問した胡錦濤・国家主席がプーチンを握手し、正式に署名(五月下旬)。

もう一本が日本向けで、東シベリアから3800キロもの遠大なるパイプラインを敷設して、日量100万バーレルをナホトカ港まで運び、日本向けに輸出する構想。いまの段階で想定された投資額は75億ドルである。中国向けの三倍の投資、ほくそ笑み、はにかむ振りをするロシア、実は笑いが止まらないのではないのか。

日本は中国に一歩どころか数歩の遅れをとった。日本政府が東シベリア油田開発に大規模な財政支援をする方針を固めたのは先月末(6月27日)である。
国際協力銀行などを通じた低利融資と石油公団などへの貿易保険などの組み合わせで総額7500億―9000億円規模。
構想は冷戦時代からあったが、東シベリアの原油を日本向けに輸出するナホトカ・ルートのパイプライン構想、いよいよ具体化である。しかも海外の油田開発を対象とした日本の支援額として過去最大。それが嘗ての仮想敵国ロシアに投じられるのだ。
日本はロシアとの共同事業体を設立し、75億ドルにも及ぶ開発費の大半を出資する。これを手みやげにロシア極東を訪問した川口外相は「日ロ貿易経済政府間委員会」共同議長のフリステンコ副首相と会談し、さらに具体的な詰めを行った。

繰り返しになるが、東シベリアからのパイプライン計画は現状では中国向けのルートが先行している。だから日本は焦りまくって、油井開発ばかりかイルクーツク一帯の輸送関連設備、施設の建設まで金を出すと、川口はウラジオストックを訪問して言った。足下を見透かされたのだ。
ロシアは日本の条件を餌に、今一度、中国へ対して条件変更の交渉を開始するであろう。
 
本質はロシアを舞台の日中エネルギー戦争である。   両天秤をロシアはかけているのであり、中国の政治力と裏取引、これらのカントリィ・リスクを勘案すると、ロシアへの”壮大”に過ぎる「のめり込み」ぶりは大層危険な臭いがする。(by   宮崎正弘)


リメンバーさんのこの間の指摘を思い出します。
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