小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Bush大統領のアフリカ訪問>宮崎早読み2

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/07/05 18:54 投稿番号: [77006 / 232612]
▼リベリアには大統領辞任を要求

  さらにブッシュ大統領はリベリア・シエラレオネの停戦合意を支持し、テーラー(リベリア)大統領の辞任を要求した。
  (それって内政干渉じゃないの?)
  テーラー政権と反政府勢力との停戦合意ではテーラーを除いた本格的「移行政権づくり」をワシントンは求めている。

  テーラー大統領は、隣国シエラレオネの内戦でダイヤモンド利権の見返りに、反政府勢力を支援した。またこのダイヤモンドはアルカィーダの軍資金にも流れた(この詳細を拙著に書いたが題名を失念)。

  おりからナイジェリアでもストライキがおきた。
  アフリカ最大の産油国である筈だが、ナイジェリアは長期契約でメジャーに石油を輸出しており、国内に石油が回らないからだ。
  オバサンジョ大統領は石油補助金を削減し教育と福祉に充当するとしたので、いきなりナイジェリア国内の石油代金が高騰した。

  さて米国の過去のアフリカ諸国との関わり方はと言えば、おざなりの一語につきる。
  70年代央からはソ連の影響力がアフリカ各地に浸透しても「ウォーターゲート」によるニクソン大統領辞任のあと、自暴自棄になっていた米国はベトナムから恥辱的撤退を演じ、アフリカなんぞ、何が起ころうとも構っている暇さえなかった。
  フォード政権は議会総立ちのリベラリズムに立ち往生し、続いたカーター政権は適当な外交でお茶を濁し、石油、資源リッチの国々だけを重点的に関与したものの、他はフランス任せにしてきた、といってよいだろう。

  その代表的存在であったセネガルをブッシュ大統領がわざわざ訪れるのはイスラム教徒のアフリカ諸国とも平和共存可能であるとのアピールであり、フランスの影響力への政治的牽制である。


▼明確すぎるテロリスト対策外交

  またブッシュ大統領は03年6月26日の演説で「ケニア、エチオピア、ジブチ、ウガンダ、タンザニアの空港および港湾施設におけるカウンター・テロリズム目的の施設、機器類などに1億ドルを供与する」とした。

ジブチには低劣度紛争に対応出来る海兵隊訓練基地があり、またアフリカの角(ソマリア)への押さえを兼ねる。
  現時点ではスーダンにアルカィーダの秘密基地が存在するためジブチが戦略拠点として重要なのである。

  米国情報筋によれば「アルカィーダは夏に大がかりな攻勢を狙っている](STRATFOR、6月26日付け)。
  ブッシュはこうした文脈からウガンダも訪問するのである。

  とりわけ重要なのは三日間も滞在する南アフリカ。しかも首都プレトリアから日帰りで北のボツアナへも飛ぶ。
  国民の三分の一がAIDS患者の国に、いくらダイヤモンドが豊富だからと言ってもあまりに打算的である。
  しかしだからこそ、ブッシュはAIDS救済のために合計150億ドルの援助を決定した。そのデモンストレーションはボツアナで行うのがもっとも相応しい、というわけである。

  国連安全保障理事会はリベリア情勢について協議(6月30日)、多国籍軍の緊急派遣の可能性を討議した。アナン国連事務総長は安保理事会に書簡を送り、「一加盟国が率いる、高度に訓練された十分な装備を持つ多国籍軍の展開」と、遠回しな表現ながら明確に「米国の派兵」を要請したのだ。
  おそらくアフリカ歴訪途次に、なにがしか劇的な政治発言をブッシュは準備中である、との観測がしきり。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)