小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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中東の和平を心から望みたい!

投稿者: sa_bo_ten_02 投稿日時: 2003/05/13 21:40 投稿番号: [68363 / 232612]
【主張】中東和平   またとない機会を生かせ

  イスラエルとパレスチナの平和共存を目指す中東和平問題はいま、近年にない好機を迎えている。イラク戦争の短期終結、アッバス・パレスチナ新内閣の誕生、和平への道筋を示した「ロードマップ」の提示、米国による仲介の本格化などの結果だ。小泉純一郎首相も下旬に中東を訪問する。イスラエル、パレスチナ双方と国際社会はこの好機と勢いを逃すべきではない。

  米国、欧州連合(EU)、国連、ロシアが先月末、イスラエル、パレスチナ双方に示した「ロードマップ」は、二〇〇五年のパレスチナ国家樹立へ向け、三段階の行程表とともに双方が取り組むべき義務を明記した。

  これに対しパレスチナのアッバス新首相は当初の留保を取り下げ無条件での受け入れを表明した。一方、イスラエルのシャロン首相は、四百万パレスチナ難民のイスラエルへの帰還権放棄を求めるなど十数項目の留保をつけ、前途多難をうかがわせている。

  しかし今回はイスラエル、パレスチナ双方に和平への意欲が感じられる。両首相は今週末にも初会談する予定という。シャロン首相は占領地ゴラン高原返還をめぐるシリアとの和平交渉を前提なしに始める用意も表明した。

  何よりイラク戦争を短期に終結させた米国による仲介の本格化が大きい。バーンズ国務次官補、パウエル国務長官の中東歴訪に加え、二十日にはワシントンでブッシュ大統領とシャロン首相の会談が予定されている。アッバス首相も米国に招かれている。

  中東和平への期待を高めた十年前のオスロ合意が破綻(はたん)したのは、パレスチナ過激派によるイスラエルへのテロとイスラエル側の軍事報復の応酬が原因だった。それゆえ、新しい和平交渉を成功させるには、何よりも暴力の応酬をやめることがカギとなる。テロを抑えられなかったアラファト議長が米国などによって拒否され、アッバス新指導部が生まれたのもそのためだ。

  「中東に新しい現実が生まれた」(パウエル国務長官)いまは、新たな中東和平へのまたとない好機ともいえる。パレスチナ側には、テロは和平への裏切りであり、利益にならないことを、イスラエル側には寛容と自制が利益と支持につながることを説くべきであろう。

http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm
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