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粥、届けた妻逝く・・・

投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/05/11 02:32 投稿番号: [67689 / 232612]
SARSの医師にかゆ届けた妻逝く   北京、院内感染深刻



  新華社は10日、SARS治療中に感染した北京中医薬大学付属東直門病院の劉清泉医師についての記事を伝えた。劉医師の闘志が描かれているが、同時に無防備なままSARSに襲われた病院の混乱と、医療関係者たちの悲劇が浮かび上がってくる。

  報道によると、30歳すぎの劉氏は3月17日朝、発熱した70歳すぎの患者を診察した。午後に急変し、患者が香港の親類を訪ねて戻ってきたばかりだと聞いて、SARSだと直感した。しかし、普通のマスクをしていただけだった。

  72時間の治療もむなしく患者は死亡し、1週間内に劉氏を含め11人の医師と看護師にSARSの症状が現れた。劉氏の妻はがんの手術を受けたばかりで、自宅で休んでいたが、夫の病気を聞き、かゆをつくって病院に届けた。それが災いし、妻にも感染した。

  倒れた病院関係者と妻は28日、北京佑安病院に搬送された。症状が軽かった劉氏は快復し、妻や同僚の治療を手伝った。4月15日から、同僚は次々に退院したが、病弱だった妻は持ちこたえられず、19日に死去した。

  「妻は、私がかゆしか食べられないだろうと心配して、かゆを届けてくれた。たった2回だけだったのに」。劉氏は悔やみきれない思いを、記者に語った。

  中国メディアは連日、危険を承知で第一線に立つ医師、看護師らをたたえるキャンペーン報道を続けているが、そうした報道からも、院内感染の実態がうかがえる。北京市では、人民病院で約80人の医療関係者が感染したが、今回の記事によって、市内のさまざまな病院で医師たちが突然、過酷な運命に放り込まれた実態が見えてくる。

http://www.asahi.com/international/update/0511/001.html
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