有機体の中の大衆
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/05/02 00:05 投稿番号: [65990 / 232612]
「主体思想」の勉強もしたことはないですが、そのさわりだけを読んでみると難解ではありますが、それなりに良いことが書いてある。
つまり人間の主体性の重視というか、見方によればヒュウーマニズムに通ずるようなことを言っています。
ところが、これが現場におりてくると、実質は有機体論で、金日成・正日は頭脳で、党・軍が胴体で、人民は手足である。つまり人民は自ら考えることなく誠心誠意働けばよいということらしいです。
(何故このように論理が飛躍するかは理解しかねます−もっとも理解したくもありませんが−ここまでくると、戦前の日本の天皇機関説を思い出します。)
つまり独裁の論理をもっともらしい理論で実質的に押しつけています。
最初からそうではなかったようです。
もし1点長所をあげればその核心部分において民族主義がないということでしょうか。
だから主体思想なるものを権威付けるためかどうか知りませんが、日本を始め世界中で学習会みたいなことをしています。
もっとも金正日はこの主体思想について何も知らないと黄長菀は述べています。
さもありなん。
実際に北朝鮮を支配しているイデオロギーは「党の唯一思想体系確立の十大原則」でこれは北の人なら誰でも知っている基本事項です。
「すべての党員と勤労者は、敬愛する首領を永遠に高くおし戴き、首領にあくまで忠誠を尽くし、全党と全社会を偉大な金日成同志の革命思想で一色化する歴史的偉業を輝かしく遂行するため、次のような党の唯一思想体系確立の十大原則を徹底して守らなければならない。」で始まります。
これを基礎とした応用編が職場集会なんかでかなりの時間を使い繰り返し、学習される。ただし現場でのそれは、“偉大なる将軍様とか”枕詞にばかり注意があつまり、肝心の学習内容なんてどうでもよいとか。
北朝鮮では11年間の義務教育があるそうですが、授業の1/3がこのような思想教育・将軍様の偉大さ・反米反日教育が徹底される。
ごく最近でも金正日の生母についての教育が充実されたとか、ばかばかしい限りです。因みに金正日の後継者が誰かを占うには、彼の4人の夫人のうち誰が持ち上げられるかをみれば分かるとのこと(日本からの帰還した夫人の子、金正哲がもっぱら)。
我々が毎日のように民放のTVで見る、チマチョゴリのおばさんが日々感動して伝えるニュースもこの重要な一環でしょう。
これはもう海外からの情報が遮断されたなかでの挙国体制でのカルト集団かと思います。
かっての戦前の日本、文革時代の中国を思い出します。
このようなカルト体制からどのような人間が形成されるかと思ったりもします。
しかしながら、私にはこういうことが行われていたとしても、大多数の人民の精神というか価値観はかなり普遍的というか健全なものと思っています。
レンク等の北朝鮮の生々しい内部のレポートを読んでも、そこには大衆としての、生きるための生き生きとした人々の心と行動を想像することができます。
大衆は隣組制度、国家保衛部からの10人に1人と言われるスパイ網のなかでも、完全に表と本音を使い分けてその日常性の中で生きているようです。
主体思想で飯が食えるわけでもなく、家計がおかしくなったり、食糧配給が遅れたり、なくなったりする中でも、生きるがためにたくましく生活しているわけようです。
こういう中で反政府的なものが、組織化されることは難しいでしょうが、不平なかなり高まっていることと思います。
なにしろ国民が、食えない、飢餓状態に陥るというのは致命的です。
それ故に金正日は、軍事的緊張を高めて引き締めるのに必死のようです。
北が大きな声で米国等を威嚇・脅迫するとき、それは内部を引き締めるための声でもあるわけです。
今は「準戦時体制」とか。
北朝鮮は、古典的な意味での共産主義です(配給制度、集団農場等)。
これまでに改革開放制度を取り入れることもなかった。
これでは経済特区も発展することはないでしょう。
何故できなないのか。
それは開放することは内外の情報がある程度自由化するわけですが、そのことは彼には耐えられないからでしょう。
あまりにも人民に嘘を付きすぎている。
かくてこの北朝鮮をなんとかまともに遅まきながらも、まともな国にするには、金正日の排除しかないことなりそうです。
もし北において自由な発言ができるようになれば、人々は1日で主体思想を忘れてしまうと思います。
そもそも彼らには、どうでもよかったことなのですから。
つまり人間の主体性の重視というか、見方によればヒュウーマニズムに通ずるようなことを言っています。
ところが、これが現場におりてくると、実質は有機体論で、金日成・正日は頭脳で、党・軍が胴体で、人民は手足である。つまり人民は自ら考えることなく誠心誠意働けばよいということらしいです。
(何故このように論理が飛躍するかは理解しかねます−もっとも理解したくもありませんが−ここまでくると、戦前の日本の天皇機関説を思い出します。)
つまり独裁の論理をもっともらしい理論で実質的に押しつけています。
最初からそうではなかったようです。
もし1点長所をあげればその核心部分において民族主義がないということでしょうか。
だから主体思想なるものを権威付けるためかどうか知りませんが、日本を始め世界中で学習会みたいなことをしています。
もっとも金正日はこの主体思想について何も知らないと黄長菀は述べています。
さもありなん。
実際に北朝鮮を支配しているイデオロギーは「党の唯一思想体系確立の十大原則」でこれは北の人なら誰でも知っている基本事項です。
「すべての党員と勤労者は、敬愛する首領を永遠に高くおし戴き、首領にあくまで忠誠を尽くし、全党と全社会を偉大な金日成同志の革命思想で一色化する歴史的偉業を輝かしく遂行するため、次のような党の唯一思想体系確立の十大原則を徹底して守らなければならない。」で始まります。
これを基礎とした応用編が職場集会なんかでかなりの時間を使い繰り返し、学習される。ただし現場でのそれは、“偉大なる将軍様とか”枕詞にばかり注意があつまり、肝心の学習内容なんてどうでもよいとか。
北朝鮮では11年間の義務教育があるそうですが、授業の1/3がこのような思想教育・将軍様の偉大さ・反米反日教育が徹底される。
ごく最近でも金正日の生母についての教育が充実されたとか、ばかばかしい限りです。因みに金正日の後継者が誰かを占うには、彼の4人の夫人のうち誰が持ち上げられるかをみれば分かるとのこと(日本からの帰還した夫人の子、金正哲がもっぱら)。
我々が毎日のように民放のTVで見る、チマチョゴリのおばさんが日々感動して伝えるニュースもこの重要な一環でしょう。
これはもう海外からの情報が遮断されたなかでの挙国体制でのカルト集団かと思います。
かっての戦前の日本、文革時代の中国を思い出します。
このようなカルト体制からどのような人間が形成されるかと思ったりもします。
しかしながら、私にはこういうことが行われていたとしても、大多数の人民の精神というか価値観はかなり普遍的というか健全なものと思っています。
レンク等の北朝鮮の生々しい内部のレポートを読んでも、そこには大衆としての、生きるための生き生きとした人々の心と行動を想像することができます。
大衆は隣組制度、国家保衛部からの10人に1人と言われるスパイ網のなかでも、完全に表と本音を使い分けてその日常性の中で生きているようです。
主体思想で飯が食えるわけでもなく、家計がおかしくなったり、食糧配給が遅れたり、なくなったりする中でも、生きるがためにたくましく生活しているわけようです。
こういう中で反政府的なものが、組織化されることは難しいでしょうが、不平なかなり高まっていることと思います。
なにしろ国民が、食えない、飢餓状態に陥るというのは致命的です。
それ故に金正日は、軍事的緊張を高めて引き締めるのに必死のようです。
北が大きな声で米国等を威嚇・脅迫するとき、それは内部を引き締めるための声でもあるわけです。
今は「準戦時体制」とか。
北朝鮮は、古典的な意味での共産主義です(配給制度、集団農場等)。
これまでに改革開放制度を取り入れることもなかった。
これでは経済特区も発展することはないでしょう。
何故できなないのか。
それは開放することは内外の情報がある程度自由化するわけですが、そのことは彼には耐えられないからでしょう。
あまりにも人民に嘘を付きすぎている。
かくてこの北朝鮮をなんとかまともに遅まきながらも、まともな国にするには、金正日の排除しかないことなりそうです。
もし北において自由な発言ができるようになれば、人々は1日で主体思想を忘れてしまうと思います。
そもそも彼らには、どうでもよかったことなのですから。
これは メッセージ 65781 (east_jungle3 さん)への返信です.