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イラクに新たな火種か?

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2003/04/23 00:43 投稿番号: [64340 / 232612]
<イラク>「反米目立つ」シーア派の宗教祭典

【カルバラ(イラク中部)小倉孝保】カルバラで22日、始まったイスラム教シーア派の「アルバイン」は、政治色が色濃く出る宗教祭典となった。反米を叫ぶ教徒が目立ち、今後の暫定政権作りが米国主導で進んだ場合、同派の不満が高まるのは確実な情勢だ。

カルバラの中心地、フセイン廟の周りに集まった反米を訴えるグループは「ノー、ノー、アメリカ」「イエス、イエス、イスラム」と叫んだ。フセイン体制が崩壊したことでシーア派の解放感は強く、イラク各地の同派モスク(イスラム礼拝堂)周辺では信者がしばしば集会を開いている。

また、フセイン体制崩壊がバグダッドのシーア派地区サダムシティーの住民蜂起が起点になったこともあり、同派教徒は政治的影響力を拡大させることに自信を深めているといわれる。

徒歩でカルバラへ向かう信者の列の中に、イランに亡命中のイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)のハキム師など指導者の写真を持つ者も少なくなかった。シーア派では宗教指導者が政治指導者と一致する傾向が強く、シーア派が今後、政治参加に強い意欲を示していることの表れれとみられる。

イランからも大勢のシーア派教徒がアルバイン参加のためカルバラを訪れた。イラクでシーア派が勢力をつけることは、イランの影響力拡大を意味する。フセイン政権から解放されたシーア派のエネルギーが反米に向かえば、新政権作りの障害になることは確実だ。(毎日新聞)
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