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家族はだんだん遠ざかる…曽我さん手記

投稿者: toshiki0217 投稿日時: 2003/04/14 18:45 投稿番号: [62811 / 232612]
家族はだんだん遠ざかる…曽我ひとみさんが手記

  北朝鮮から拉致被害者が帰国して15日で半年を迎えるのを前に、新潟県真野町(佐渡島)の曽我ひとみさん(43)が14日、北朝鮮に残した夫と娘2人への思いをつづった「愛する家族への思い」と題する手記を読売新聞社に寄せた。

  「心から愛する、あなた、美花・ブリンダ、みんな元気ですよネ。飛行場で笑いながら見送ってくれた家族。何も考えずに『おみやげ買って来てネ』と話す2人娘。『お父さんに、よろしく』と話す夫のやさしい言葉。もう6か月……。声はだんだん遠ざかる」

  400字詰め原稿用紙3枚半。こう書き出された手記では、海を隔てて暮らさざるを得ない夫、娘たちへの深い思いが、手書きの文字に込められている。

  こんなエピソードにも触れている。ある日、学校から帰った長女が「ママ、私には、おじいちゃん、おばあちゃんがいないの?」。曽我さんは迷いながら答えた。「おじいちゃんも、おばあちゃんも、元気でいると思うヨ」。この一言がきっかけで、「北に来た事」を少しずつ家族に話すようになったといい、今、しみじみ思う。「あの時、話をしておいて本当によかった。今まで隠し続けたとしたら、私たち家族がこれだけ、信じ合いながら生活できなかったと思います」

  家族を信じつつも、消えない不安。「私の事を、愛して待っていてくれると思いながらも、ふと不安になる時があります。どうか家族4人で、くらせる日が1日も早く来ますように。心から祈るだけです」。手記はそう結ばれている。

(2003/4/14/14:31   読売新聞)
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