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エジプトの反米デモは日当つき

投稿者: ahoahoahocha6 投稿日時: 2003/04/05 00:00 投稿番号: [60682 / 232612]
「日当」をもらって反戦デモ
  反米ののろしはアラブのリーダー、エジプトで上がった。現地の日本の有力機関が驚くべき光景と情報を目撃した。
  さる3月20日、カイロは20数万人のデモで市内が埋めつくされ、反米・反戦のシュプレヒコールがこだました。車は倒され、米国大使館に向かおうとしたデモ隊と治安部隊が激突して流血の惨事となった。が、よくよく見ると、デモは2つの流れがあった。
  一つは野党や反政府勢力が呼びかけた数万人規模のものであることは識別できた。不可解なことに、もう一つの20万人に達する大群衆は、実に政府主催の反戦集会の参加者だったのである。
  有力機関筋が語る。
「政府系デモの参加者は、日本の労働組合のデモに動員費が支給されるのと同じように1人20エジプトポンド、約520円の日当をもらって参加していた」
  ――親米のはずのムバラク政権によって反戦デモが組織されたわけである。
  有力筋によれば、ムバラク政権は反米デモが政権批判→政府転覆に向かうことを極端に警戒し、“ムバラク大統領も米英連合軍のイラク攻撃に反対している”――という国民向けパフォーマンスとして反戦集会を仕掛けた。
  ムバラク大統領の政治的意図がどうであろうと、反戦の動きは≪アラブvs米英≫の構図をつくりつつあり、アラブの親米諸国のドミノ的な離反だけは避けたかった米英が、そこにはまり込んでいく。砂漠の戦いだけに、砂地獄的ジレンマに陥ってしまった。
  国際的な反米、反戦の輪の中でイラク国内でも、内心、フセインに批判的だった国民までが「イラクを守れ」という民族的団結心を呼び起こされ、皮肉にもフセインは政治的、民族的に“英雄”として甦ろうとしているからだ。そう見ると、フセインは1度目は独裁者として、2度目は“英雄”として死ぬことになるのか。
  それこそアメリカの最大の誤算になる。
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