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つくば型護衛艦

投稿者: usotukenotoko33 投稿日時: 2003/03/21 00:05 投稿番号: [57159 / 232612]
ミサイル護衛艦「つくば」型

DDG「たちかぜ」型「はたかぜ」型の老朽化にともない、それらの代艦として、そして、TMD(戦域ミサイル防衛)構想のためにはイージス艦は4隻では不足とされたため建造されたのがこの「つくば」型である。「こんごう」型同様にイージス・システムを採用しているが、ステルス性、省人化などにより留意した設計になっている。最大の特徴はバカでかい八角錘形の艦橋構造物で、これが一本の巨大なマストになっている。艦橋は上甲板の03レベルにあり、その上にFCS-3などの各種レーダーが「こんごう」型とほぼ同じように配置されている。旗流信号用ヤードは艦橋と第一煙突の間に折り畳まれて収納されており使用時にのみ起きあがるようになっている。
基本的な構造は「こんごう」型と同じではあるのだが、第二煙突の後方にSH-60Jヘリ一機を搭載できる格納庫を設けたため、「こんごう」型で問題になっていた固有のヘリ施設については解決された。格納庫を設けたため、後部のVLSは32セルずつ2分割して舷側部へ配置されることになった。VLS搭載場所が上昇したので、転覆防止のため機関室周辺の船体外殻や防壁を強化して非脆弱性を高め、重心補填用のバラストを兼ねるようにした。各VLSの側には「ながなみ」型と同様にミサイルの再装填用クレーンが搭載されている。VLSのセル数は128個に増え(前部、後部ともに64セル)、艦橋構造物直前に米独共同開発の新個艦防空システムであるRAM(回転弾体ミサイル)を採用し、対空防禦能力が強化された。レーダーなどの台座は艦橋構造物から突き出た形になっており、「つばめの巣」「忍び返し」と呼ばれる。本型は「こんごう」型の発展型として、対空防禦能力だけでなく建造費も高くなってしまった(一説によると1,500億円以上!)ため、防衛予算を圧迫し、他の艦艇の建造や乗員の訓練などに大きく影響が出てしまった。

ちなみに、艦名は小倉百人一首に詠まれた山岳名に由来する。

DDG-177   つくば   178   おぐら   179   いぶき   180   よしの
     181   おうさか   182   おおえ   183   ありま   184   いなば

基準排水量:7,900トン
全長:170m   幅:21m   深さ:12m   吃水:6.5m
主機:ガスタービン4基;COGAG   2軸
出力:10万馬力   速力:30ノット

兵装:127mm単装砲1基   RAM1基
  Mk41 VLS2基
(128セル;アスロックSUM,スタンダードSAM SM-3兼用)
20mm CIWS2基   SSM-1B4連装発射筒2基
   3連装短魚雷発射管2基
   SH-60Jヘリ一機
乗員:250名
原案:蒲生碧之介氏

http://www.warbirds.jp/nachi/kan/tsukuba.html
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