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日露のフォーラムより

投稿者: ahoahoahochan8 投稿日時: 2003/02/23 23:55 投稿番号: [51862 / 232612]
日露フォーラム
グローバル化の中でのアジア太平洋地域における日露関係



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  NIRAは、5月29、30日の両日、モスクワにおいて、ロシアの戦略策定センターと日露フォーラムを共催した。戦略策定センターは、プーチン大統領がロシアの社会経済改革プログラム策定のために設立した研究所である。フォーラムには日露双方から有識者約70名が参加した。



フォーラム開催の背景
  2000年9月のプーチン大統領訪日の際に、日露両国首脳の間で署名された「平和条約問題に関する声明」において、平和条約締結の重要性を各々の国の世論に説明するための努力を活発化させていくことが両首脳により指示された。これを受けて、同年11月の日露外相会談時に、世論に対する啓発・説明努力の活性化の具体的措置の一つとして、日露関係の戦略的意義について両国民の認識を深めるためのフォーラムをモスクワで開催することで意見が一致した。この経緯を踏まえ、今回の日露フォーラムが開催された。

フォーラム概要
  今回のフォーラムでは、日露の有識者が、グローバル化が進展する中でのアジア太平洋地域における日露関係の戦略的意義について両国民の認識を深めることを目的として、経済の展望、人文・文化交流、地政学的関係について議論を行った。
  冒頭、ロシア側共同議長のグレフ経済発展貿易大臣が「露日経済関係:現実と新たな可能性」のテーマで基調報告をされた。その中で、日露経済関係がその潜在力を発揮できるよう、政府が投資関連法制の整備をしていると説明し、今後の対日輸出構成をこれまでの非鉄貴金属、水産物に加えてエネルギー、運輸、加工度の高い産業、高度技術の分野にも広げていきたいとの考えを示した。続いて日本側共同議長の有馬政府代表が「アジア太平洋地域における日露関係」をテーマに基調報告をされ、アジア太平洋におけるロシアの建設的な貢献の潜在的な力が十分に発揮されることへの期待を述べた。また、そのためにも「日露両国民が相互理解をさらに深め、平和条約の締結を通じて日露関係を完全に正常化することは、両国国民に与えられた歴史的使命である」との見解を示した。
  基調報告の後、「経済の展望」、「人文・文化交流」および「地政学的関係」の三つの分野に関するセッションが開催された。

「経済の展望」について
  日露両国間の貿易・投資関係をさらに発展させるために、最も効果的な協力の方途および優先的な協力の分野について議論が行われ、日露双方の経済の現状と展望についての相互理解が深められた。また、資源の賦存状況の比較優位、ロシアの改革の進捗(しんちょく)状況等を踏まえ、日露交易拡大のさらなる可能性が確認された。さらに、エネルギー・環境協力、IT技術協力等、北東アジアの他の諸国との協力の可能性を模索することの重要性も指摘された。

「人文・文化交流」について
  日露両国のさらなる文化的・人的交流の重要性とその潜在的可能性が議論された。日露交流はとかく日露戦争以降の時期に注目しがちであるが、大黒屋光太夫とラックスマン、高田屋嘉兵衛とリコルド、川路聖誼とプチャーチンなどの日露交流の黎明(れいめい)期に想いをはせる必要性が指摘された。具体的には、両国の有識者、市民、地方関係者の対話の場の創設が提言された。

「地政学的関係」について
  特に北東アジアの平和と安定の確保のために、国際場裡(り)における日露両国の協力の態様とメカニズムが議論された。グローバル化の進展に伴い、先鋭化している難民、テロリズム、国際犯罪、環境汚染、貧困にあえぐ諸国への支援などの越境問題ならびに地域紛争の解決のために共同で努力する必要性が強調された。

終わりに
  フォーラム参加者は、択捉・国後・色丹・歯舞の帰属の問題を解決して日露の平和条約を締結することの重要性を改めて確認した。また、平和条約の締結が両国関係を新たな水準に高めるとともに、地域、ひいては世界全体の平和と安定に貢献するとの見解が示されて閉会した。



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