中傷 これが方法か
投稿者: ahoahoahochan4 投稿日時: 2003/02/02 20:43 投稿番号: [46966 / 232612]
わが朝鮮総連の罪と罰」
韓光煕著
野村旗守取材構成
2002年
文藝春秋
(著者の韓光煕氏は元朝鮮総連中央本部財政局副局長)
少年が高校3年の秋、事件が起きた。宇都宮のデパートでたしか「アメリカインディアン民芸品展」というような催しがあった。銀製の装飾品や刺繍などを中心にした展覧会だったが、そのなかでもひときわ豪奢な銀の首飾りが、展覧会の途中で忽然とどこかへ消えたのだ。疑われたのが、展覧会にやってきてその首飾りにしきりに興味を示した金少年だったというわけだ。少年の母親から県本部に電話があったのは、午前中だった。前日の夕方、警察が家に来て、金を引っぱっていったまま帰してくれないという。すわ一大事と、私と梁俊沢は警察に顔の利く鄭という商工人に電話して応援を頼み、市内の警察署に駆けつけた。午前10時か11時くらいであったと思う。受付の女性警官が「別室へどうぞ」と言うのを振り切り、
「いますぐここへ署長を呼べ!」と、まず梁が一喝した。
あいにく、署長は留守とかで、課長だか誰だかが出てきたが、私たちは衆人環視のなか、相手に口を挟む余地を与えないほどの勢いで矢継ぎ早にまくし立てた。
「少年がやったという証拠でもあるのか!」
「目撃者はいるのか!」
「朝鮮人だというだけで犯人扱いか!」
「民族差別だ!」
私たちは全員で激しく机を叩いて喚き散らした。そこにいた全員が呆気にとられてこちらを見ている。これは我々朝鮮総連の悪い癖である。日本の当局と交渉するにあたっては、何かにつけて「民族差別」だの「過去の歴史」だのを持ち出してことさら猛々しく振る舞い、理不尽な要求でものませようとする。そうすると、敗戦によって贖罪意識を植えつけられている日本人は決まっておとなしくなってしまうのだ。この方法はたいていうまくいった。しかしこのときに関して言えば、事実、金少年は冤罪であった。その日の午後、宇都宮駅のトイレから紛失したはずの銀の首飾りが出てきた。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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