脱北:モンゴルルート
投稿者: t2daisukii47 投稿日時: 2003/02/02 16:06 投稿番号: [46903 / 232612]
脱北「モンゴル・ルート」2年で400人 徒歩1000キロ
【ウランバートル31日=福島香織】北朝鮮からの脱出者(脱北者)らが、中国を経由して
モンゴルに抜ける「モンゴル・ルート」でこの二年間に少なくとも四百人近くが韓国亡命
を果たしていることが、関係者らの証言で明らかになった。ウランバートル市でモンゴル
人と結婚しモンゴル人として暮らすケースも複数あるようだ。
複数の在ウランバートル韓国筋、外交筋の話を総合すると、中蒙国境のエレンホト、ザ
ミンウドをつなぐ鉄道線路を中心に約百キロの範囲の国境線を越えるルートがいわゆるモ
ンゴル・ルートで、二〇〇一年には二百人以上がモンゴルに入った。〇二年は国境警備が
厳しくなり、それより減ったがやはり百八十人以上が入っているという。
モンゴル・ルートによる場合、非政府組織(NGO)の支援やブローカーはほとんど介在
しない。ひたすら内モンゴルの砂漠や草原を徒歩で横断、闇にまぎれて国境線を越えるだ
けだが、その距離千キロ以上、体力と気力のある者だけが選べるルートだ。また、中国国
内の移動距離が長い分、中国側の警備に見つかる可能性も高く、決して成功率は高くない
という。
しかし、モンゴル側は人道的な見地から、国内にいったん入った脱北者は原則的に韓国
への引き渡しを認めている。中国との外交関係に影響しない限り容認する方針だ。
また、かつて社会主義国の優等生同士として北朝鮮に親近感を持っていたモンゴルの国
民感情として、現在の北朝鮮社会の惨状や脱北者への同情は強く、ウランバートル市在住
の韓国系モンゴル人は「もし、脱北者に遭ったら、ほとんどのモンゴル人はかくまうだろ
う」と話す。一昨年「野良犬を捕まえて食べていた不審な男性」がウランバートル市警察
で拘束されたが、調べてみると脱北者だったという。男性はモンゴル女性と結婚してい
た。「今は詳細を明らかにできないが、複数の北朝鮮人がモンゴル人と結婚して暮らして
いる」と関係者は語る。
モンゴルは北朝鮮、韓国ともに国交をもっているが、北朝鮮は九七年に在モンゴル大使
館を「経済的理由」で撤退。北朝鮮との政治的、経済的関係がほぼ途切れている一方で、
韓国経済への依存度が強まってきたことも、モンゴル・ルートに注目が集まる理由のよう
だ。
ウランバートルの民間研究機関、政治教育アカデミーのガンバット教授(北朝鮮問題)は
個人的意見として「モンゴルにとって脱北者問題は中国との問題であり、中国が黙認さえ
し続けてくれれば、モンゴルとしては脱北者を助けたい気持ちは大いにある」と語る。一
時期、外国の支援団体がモンゴル国内に脱北者のための一時収容施設の建設を検討してい
たと伝えられたあと、公式に否定されたが、「これも、やはり中国に配慮したため。しか
し、中国寄りの現政権(人民革命党)が交代すれば、また事情も変わってくるのではない
か」との見解を示した。
産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01int001.htm
【ウランバートル31日=福島香織】北朝鮮からの脱出者(脱北者)らが、中国を経由して
モンゴルに抜ける「モンゴル・ルート」でこの二年間に少なくとも四百人近くが韓国亡命
を果たしていることが、関係者らの証言で明らかになった。ウランバートル市でモンゴル
人と結婚しモンゴル人として暮らすケースも複数あるようだ。
複数の在ウランバートル韓国筋、外交筋の話を総合すると、中蒙国境のエレンホト、ザ
ミンウドをつなぐ鉄道線路を中心に約百キロの範囲の国境線を越えるルートがいわゆるモ
ンゴル・ルートで、二〇〇一年には二百人以上がモンゴルに入った。〇二年は国境警備が
厳しくなり、それより減ったがやはり百八十人以上が入っているという。
モンゴル・ルートによる場合、非政府組織(NGO)の支援やブローカーはほとんど介在
しない。ひたすら内モンゴルの砂漠や草原を徒歩で横断、闇にまぎれて国境線を越えるだ
けだが、その距離千キロ以上、体力と気力のある者だけが選べるルートだ。また、中国国
内の移動距離が長い分、中国側の警備に見つかる可能性も高く、決して成功率は高くない
という。
しかし、モンゴル側は人道的な見地から、国内にいったん入った脱北者は原則的に韓国
への引き渡しを認めている。中国との外交関係に影響しない限り容認する方針だ。
また、かつて社会主義国の優等生同士として北朝鮮に親近感を持っていたモンゴルの国
民感情として、現在の北朝鮮社会の惨状や脱北者への同情は強く、ウランバートル市在住
の韓国系モンゴル人は「もし、脱北者に遭ったら、ほとんどのモンゴル人はかくまうだろ
う」と話す。一昨年「野良犬を捕まえて食べていた不審な男性」がウランバートル市警察
で拘束されたが、調べてみると脱北者だったという。男性はモンゴル女性と結婚してい
た。「今は詳細を明らかにできないが、複数の北朝鮮人がモンゴル人と結婚して暮らして
いる」と関係者は語る。
モンゴルは北朝鮮、韓国ともに国交をもっているが、北朝鮮は九七年に在モンゴル大使
館を「経済的理由」で撤退。北朝鮮との政治的、経済的関係がほぼ途切れている一方で、
韓国経済への依存度が強まってきたことも、モンゴル・ルートに注目が集まる理由のよう
だ。
ウランバートルの民間研究機関、政治教育アカデミーのガンバット教授(北朝鮮問題)は
個人的意見として「モンゴルにとって脱北者問題は中国との問題であり、中国が黙認さえ
し続けてくれれば、モンゴルとしては脱北者を助けたい気持ちは大いにある」と語る。一
時期、外国の支援団体がモンゴル国内に脱北者のための一時収容施設の建設を検討してい
たと伝えられたあと、公式に否定されたが、「これも、やはり中国に配慮したため。しか
し、中国寄りの現政権(人民革命党)が交代すれば、また事情も変わってくるのではない
か」との見解を示した。
産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01int001.htm
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.